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帰って来たかえるのへや



  「ぶんちゃん病気」(2004年11月2日の日記より抜粋)


ぶんちゃんを病院に連れて行った。
初めて飼うカナリア、初めての病気。
かねて小鳥が病気になっても気づけるかしら?と不安に思っていたが、
やはり相当前から病気だったのを気付かなかったらしい。
最近の病気ではない痩せ方だと言われた。
食べているが、肝臓がわるく消化酵素が出ていないので身につかないと言われた。

便が真白になって不調に気付いた。
少し以前からこんな色だっけ?と思っていたが、こんなもんだったろうかとも思い
完全に白くなるまで変と判断できなかった。
センセイは肝臓と言われたが、人間で想像すると肝臓のみならず
肝臓の周囲の便に色をつける胆のうや消化酵素を出す膵臓の働きが悪いか、
分泌腋が中途で止められていると言う事だろう。

イヌネコでいきつけの近くの病院は小鳥は診られないとの事で、
紹介してもらいやや遠くの市へ行った。

先生に指示された気温?を30℃程度に暖める、と言うのがまず難しい。
エアコン30度は無理があるし、窒息させずに保温するには???
発泡スチロールや段ボール箱に籠を入れて個人炬燵をつけて
コートや半纏をかぶせて保温してようやく30℃の環境を達成。
ただし調理用温度計で。明日温度計を買いに行かねば。

心配していた目薬容器で水薬を飲ませるのはなんとかやれた。
彼を握って初めて本当に軽くなっている事を実感。
手乗りなら、そうでなくとも普段からよく触れていれば
もっと早くに気付いてやれたのに......(T_T)。




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