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テーマ:政治について(19785)
カテゴリ:その他
日中関係打開へ、志位委員長が路全人代副委員長と会談日本共産党の志位委員長は日中関係打開の問題を中心に、中国の路・全人代常務委員会副 委員長と会談しました。 志位氏は「両国民間の関係が悪化している。 その根源は、日本の一部に過去の侵略戦争と植民地支配を肯定・美化する動きがあることだ」と指摘した上で、中国側に3点を求めました。 1.日本による過去の侵略戦争と、現在中国で日本の民間がおこなっている経済活動などを区別すること 2.日本の一部の歴史逆行の政治家と、日本国民全体を区別すること 3.日本の一部の動きへの批判は暴力で表すのではなく、冷静な態度をとること。 路氏は「十分理解できる。 中国政府も人民もそうするだろう」と答えました。 ●かえるネット左京 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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管理人さん、
志位氏の中国首脳に対する指摘は、東アジアの平和と安定を考えるうえで、とても大切なものだと思います。その上で質問ですが、3つのポイントのうち、1点目は過去の戦争と現在の企業活動を分けることはどのような意味を持つのでしょうか?私には、分ける必要に同意する一方で、それに積極的な意義を感じません。理由としては、新自由主義的グローバリゼーションのなかで、日本資本の海外直接投資に対する中国の底辺労働者層の反発は当然予想されうるし、それが侵略の歴史と結びついた日本バッシングとして表出するのは、普通にありうると考えるからです。ここにも登場するネット右翼たちは、反日教育の効果を指摘しますが、それは一理ありつつも、中国社会の階級的側面を見つめる意見として、志位さんの指摘があるようには読み取れません。いったいどうなのでしょうか。 第2に、2点目の一部政治家と国民全体を分けるという考えも、同様に意図を測りかねるところがあります。これはかつて毛沢東が日中友好条約締結の際に用いたロジックです。これを日本の野党指導者が使用し中国を戒めるのは、ある種の野蛮さを感じざるを得ません。 返答ヨロシクです。 (2005/05/07 11:56:15 PM)
>「侵略の歴史と結びついた日本バッシング」 この問題では、韓国の中心的な歴史教科諸問題の市民活動家たちから、4年前の教科書問題の時に こんなことを聞きました。 「かつての教科書問題では、私たちは 日本政府も市民も一緒くたに感情的に批判し、 それがかって日本の右翼を刺激し悪用された」 というものです。 こうした運動は、 あげ足をとられない冷静な主張が求められていると思います。 中国の人々の侵略戦争問題での主張を もっとストレートに伝える上でも、 日本の中国での企業活動と混同するのは 議論をわからなくするだけだと思います。 これは、「毛沢東がうんぬん」・・・ というレベルの話ではなしではなく、 歴史教科諸問題に取り組んできた 日中韓の活動家・学者の実感にかなった提起と思います。 (2005/05/12 01:57:00 PM)
とが@ログアウト状態さん
歴史学者や活動家のお話、同意します。中国との関係修復に尽力を注いてきた共産党の委員長の発言ですから、あえて質問したまでです。 しかし、同意できないところが若干あります。それは、志位さんが今回の「反日デモ」が何故起こったのかを、しっかりと分析した上で発言したように思えないからです。今、中国社会がどのように変容し、どの様に社会生活がその圧力を被り、それがどう表出しているのでしょうか。「グローバル化」と一口に言いますが、その現象の中で、日本企業がどう中国社会とかかわり、かつての「戦争」がどう影響を及ぼしているのでしょうか。「反日デモ」は、単純な歴史問題ではありません。もちろん歴史問題がもっとも重要な側面を占めていますが、それだけでは表層的な分析でしかない様に思います。 ごく基本的な疑問を言います。とがさんが指摘される「歴史研究の市民運動家」たちが今回のデモを起こしたわけではないですね。だったら何が、なぜ、どう、という疑問が湧くのは当然だと考えますが、いかがでしょう? (2005/05/13 05:20:08 AM)
ロケッツさん
>横レス失礼します。 反日でもをやっているのは、中国の失業者や、学生などの有識な青年が多いらしいです。 中国メディアが反日の報道や思想を過剰に与えているのではなでしょうか。 そして、日本人はひどい奴らだと、デモをするのです。 しかし、日本に住んでいる私からしてみれば、日本人の大多数はひどくなく、ひどいのは靖国神社に参拝する小泉首相であり、扶桑社の教科書を認めた文部科学省です。 国民の選挙の投票率が5割を割ってますから、彼らを支持しているのは多数派ではありませんね。 だから、ある程度は区別する必要があるのです。 しかし、こんな政府を日本政府として許している私たちにも責任はあるのです。 (2005/05/13 07:11:47 PM)
マヤノTOPさん
申し訳ないですが、同意できません。 >反日でもをやっているのは、中国の失業者や、学生などの有識な青年が多いらしいです。 なるほど。 > >中国メディアが反日の報道や思想を過剰に与えているのではなでしょうか。 ネット右翼も言っていることですね。それは理解します。 >しかし、日本に住んでいる私からしてみれば、日本人の大多数はひどくなく ならば、小泉を首相にしたり、投票所にいかない責任はありませんか?「日本に住んでいる私から」の言い分に過ぎないと思います。 >国民の選挙の投票率が5割を割ってますから、多数派ではありませんね。 多数派という言い方が気にかかります。少し説明をお願いします。 > >しかし、こんな政府を日本政府として許している私たちにも責任はあるのです。 同意しますが、これではみんな政府が悪いといっているのと大差がありません。政府を変えることだけでは、何も問題は解決しないのですよ。 ただ、私が質問したのはこれらのことではありません。日本人に責任があるかという議論を言えば、責任は確実にあります。「国民」は悪くないという話は、感情論です。 しかし、私が言ったのは、デモとして現象化したものには、いったいどういう背景があるのかという”分析”を志位さんはしているのか、ということでした。メディアや政府が煽ったのは確実だと思います。それだけのことで、「分析した」と言えるのかどうかを尋ねた次第です。 (2005/05/17 08:58:25 AM)
ロケッツさん
>デモとして現象化したものには、いったいどういう背景があるのかという”分析”を志位さんはしているのか、ということでした。メディアや政府が煽ったのは確実だと思います。それだけのことで、「分析した」と言えるのかどうかを尋ねた次第です。 デモを一部の人であるとはいえ、あんなに大規模になるのですから相当な日本に対する怒りがあるのでしょう。 日本共産党としても、その辺は分析した上での見解だと思いますが。。。 あと、私が言いたかったのは、反日デモをしている人たちは「日本人」を一面的にとらえてしまってるから、サッカーの試合のときも、あんな騒ぎになったのだと思います。 日本人の多数は小泉政権を支持していないし、共産党のように、その悪政と対決している人たちも日本人の中にはいるってことをわかってほしいと思います。 確かにアピール力が足りないということはありますが。 (2005/05/18 10:50:22 AM) |