題「諦め」
これ以上何を求めるのですか真実は最悪な物だとわかっているのにこれ以上何を求めるのですか真実が最良になる事はないのにあの日の想い出は今でも鮮明に記憶という石版の中に刻まれた文字その線の集合体を見てるだけなのに見てるだけなのに泣きたくなるのは何故ですか「あなた」が消えてくれないこの記憶の石版から「あなた」が消えてくれないこの涙の向こうからこれ以上僕を苦しめないでこれ以上彼女を困らせないでもう何も言わないで僕はあなたを忘れたいあなたとの想い出を石版から消し去りたいでも泣かないで泣いた分だけ惨めになるだから泣かないで泣いた分だけ冷えてくる自分という人間が……誰に愛されたいとか言っているのではなくて誰を愛したいとか言っているのではなくてでも愛した分だけ辛くなってまた眼から雫が光るこれ以上何を求めるのですか真実は最悪な物だとわかっているのにこれ以上何を求めるのですか真実が最良になる事はないのにこれ以上求める物があるのだとしたらそれは諦めの気持ち惨めな自分を納得させる残酷な気持ち今の、僕の恋の状況。まだ引きずってるっぽい。いい加減諦めたい。彼女を悩ませたくない……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい涙で手元が濡れてきた。ごめん、もう寝る。汚い文章書いてごめんなさい。