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最近、ネットなんかで「自己責任」がいろいろ話題になっているようですが、私が書く日記なので、これはもちろん合唱のお話です。
で、何が「自己責任」なのかというと、これは「発声」です。現在、いろいろな発声に関する考え方や実践法が示されていますが、どの発声のメソッドを選んで歌うかということが「自己責任」なのだと思っています。ちなみに、私が目指している発声は、あくまでテノールとして「軽く、柔らかく、美しい響きで遠くまで登っていく高音」というところです。歌う曲によっては、ある程度ドラマチックな表現を要求されることはあるかと思いますが、基本の発声を変えることは決してありません。 そして、通常の合唱団で全体の発声を見ていくのは、ヴォイストレーナーという仕事だと思います。発声はあくまで個人的な問題で決して全体練習でできることではありません。一人一人抱えている問題点が異なるからです。なのでヴォイストレーナーには非常に専門的な知識や経験が必要で決して素人が個人の基本的発声について指導のようなことをするのは大きな間違いだと思います。 例えそれが指揮者で、その曲に必要な声を求める場合でも同じ・・・もし下手な指導をしてその人の発声を壊してしまったらどう責任を取るのでしょう・・・しかし逆に言えば発声は自己責任であるのですからそんな指導は最初から聞く必要はないということです。 まあ、もともと発声などについて考えてもいなく、適当に歌っているような人はどうでも良いのですが・・・ 私は趣味で合唱をやっています。そして基本的な発声についてはある程度自信も持ち、私がやっている発声法の指導者に声を聴いてもらい基本的な部分にお墨付きをもらっています。趣味でやっていることに関して絶対に妥協はありませんので、それ以外の間違った指導はまったく聞く耳は持っていません。 ちなみに、広友会の常任指揮者である中館先生は、曲つくりにあたって決して個人の基本的な発声については触れません。その曲に必要な声を求め、そして邪魔な声を排除していく方法です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.07 10:56:56
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