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テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:ムスコ
1才8ヶ月になるムスコは、ろう学校に通っている。正確に言うと、幼稚部に入る前の0才児から2才児を対象にした乳幼児教育相談(ひよこ組)にだ。
今日は、ひよこ組のクリスマス会だった。 先月からかかっていたロタウイルス下痢が、いったん治ったと思ったのにぶり返したようで、先週からまた水様便が続いており、今朝は行くかどうか直前まで迷ったのだが、今年最後の登校日だし、クリスマス会は年に一度しかないし、全員が揃ってのイベントなので、行くことにした。 電車で行った。泊まりに来ていた義妹が、ろう学校の最寄り駅までつきあってくれて、泣き叫ぶことなく乗ることができた。朝は寝ている人もいるから神経を使う。難聴の子どもが声を出すのは推奨されるべきことだから、おしゃべりは禁じたくないのだが、公共の場だとなかなか難しい。ただのうるさい子どもだと思われてもしょうがないのだ。 クリスマス会では、2才クラスのママたちによる「大きなかぶ」のビデオを観たり、手話で「世界で一つだけの花」を歌ったりした。ムスコは歌よりもCDプレーヤーのほうに興味を持ち、歌の途中でボタンを押してしまい、「世界で一つだけの花」は1回半、歌われることになった(突然伴奏が止まってしまったので、最初からやり直しになったのだ)。恥ずかしいことこの上ない。 0才から2才が集まる機会は多くはないので、簡単に自己紹介をした。子どもを思い、前向きに顔晴(がんば)っているママやパパの姿を見ると、励まされる。 帰りに、モモちゃんのママと、駅構内のベーカリーでお昼をした。ムスコはやはり疲れたらしく、蒸しパンをほおばったあと、ベビーカーの中でとろとろと眠りについた。 モモちゃんのママと私は、自分の子どもは何を食べるのが好きとか、昼寝はいつまで一日二回していたとか、世間一般の母親の会話をし、また、子どもの聞こえのこと--何デシベルの難聴で、どんな療育に通っているかなど--を話した。 ちょっと盛り上がったのは、ひどい病院のことだった(偶然だが同じ病院でイヤな目に遭い、転院をしていた)。医療現場における心のケアは、まだまだ遅れているようだ。 モモちゃんは2才5ヶ月の女の子。まだ言葉は出ないが、いつも読んでいる絵本を読んであげると、ストーリーに合わせて挿し絵を指さす。そういう姿を見ると、「こうやって発達していくんだなあー」と嬉しくなる。 こちらから働きかけると顔中で(あるいは全身で)反応してくるモモちゃんをみながら、毎日エンドレスで続く育児や家事でつい手を抜いてしまうムスコへの働きかけを反省し、できるだけのことを精いっぱいやろうと改めて思った。 ************ よねこ姐さん、掲示板にメッセージをどうもありがとうございました。 とっても嬉しかったです。 また頑張って更新しようと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 24, 2004 03:08:49 PM
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