2022/12/13(火)11:18
2021北海道ツーリング 〜プロローグ〜
11年ぶりの北海道ツーリング。
11年も経てば世の中の情勢は大きく変わる。
しかし今度ばかりはその言葉では片付かないほど変わった世の中での旅となる。
旅先で感染してはいけないし、感染させるわけにもいかない。
これは最低限必要なことであり、そのための対策は万全にしなくてはならない。
マスクは予防効果の高い不繊布マスクを50枚準備。
毎日交換することはもちろん、人の多い場所に入ることがあればその都度交換する。
職業病みたいなもので、コロナ禍以前はインフルエンザが流行る季節のみPFEレベル2以上のマスクを日常でも使用していたが、新型コロナウィルスは空気中において単体では生存できず、唾液などの飛沫によって感染する。
飛沫程度ならPFEどころかBFE・VFEで十分なので、市販の不織布マスクを選択したわけだ。
なお不織布マスクは洗濯すると細菌濾過率が著しく低下するため、使い捨てが原則だ。
そもそも旅先で毎日洗濯はできないわけだし、使い捨ての方が煩わしくなくていい。
次に消毒用エタノールを薬局で購入しそのまま荷物に投げ込む。
別にセリアのガラスアトマイザー2本を準備しエタノールを充填。常にどちらかを持ち歩くようにジャケットとズボンに配置した。
消毒用エタノールに関しては、コロナ禍以前からインフルエンザ対策で持ち歩いており、扱いは慣れたものだ。
これに加え、出発前と帰宅後に自費でのPCR検査を行うこと。
抗原検査ではウィルスが一定数増殖しないと反応が出ないためPCR検査とした。
そして、宿泊は密を避けられるキャンプと計画したが、積載の関係でキャンプ道具を積むことができず、宿を取ることとした。
宿は感染対策がされていないであろうライダーハウスは可能な限り避け、ビジネスホテル、もしくはとほ宿とした。
これが結果的に大正解であり、宿に泊まることで十分に体力回復ができて抵抗力を維持することができたし、検温や体調確認にマスク着用など感染対策はどの宿も万全であった。
また行き先について、北海道は札幌を中心に感染拡大していたため札幌は行き先から完全に除外。
それ以外でも人口密集地は可能な限り避けることとした。
以上万全の対策を取ることで感染リスクを極力抑え、旅に出る決断をした。
なおコロナ禍以降、この対策で出先で感染したことは一度もない。
それは過去数回受けた抗体検査が示している。
このことが今回の2021北海道ツーリングを後押しする形となった。
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