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カテゴリ:アクセラカスタム
BKアクセラちゃんの左後ろドアにサビ発生。
ドア下に雨水が溜まり、そこからサビがドア縁に沿ってじわじわと上がっている状態。 旧車の青空駐車だからしゃーないですな。 とりあえずどこまでサビが侵食してるのか確認しなければ。 プレスの折返しを保護するパッキンを剥がすと、びっしりサビが。 一部は腐食が進んでおり、触るだけでポロポロ剥がれる。 こりゃあ重症だ^^; ここまで酷いということは・・・。 まさかねと思いつつ、反対側のドアも確認。 サビてるじゃないかっ!! これはアカン・・・。 これ以上腐食が進行して、ドアに穴が開く前に対策をします。 まずは、徹底的にサビを剥がしていきます。 場所が狭くスクレイパーは入らないので、マイナスドライバーでゴリゴリ削っていきます。 塗装がデコボコになっている部分を問答無用で剥がすと、ビッシリサビが根を張っていました。 サビの周囲まで塗装を削り落とし、ワイヤーブラシも使って徹底的に除去。 大まかなサビを剥がしたところで、#240の紙やすりでゴリゴリ削ります。 指が痛い、手先が荒れる・・・。 手が荒れると仕事に差し支えるので、削るのも程々に。 まだ赤サビが見えますが、ここまででOK。 どのみちプレスの折り返し部分までサビが侵食していると思われるので、 ここからは薬剤の力を借ります。 用意したのはサビ転換塗料「サビキラー」 【カンペハピオ サビキラー プロsシルバー (水性錆転換塗料) 200g】 この薬剤は、金属を腐食させる赤サビを、腐食から保護する黒サビに転換するといったもの。 黒サビの保護被膜の耐久性は、以前モーラナイフ施工した黒錆加工で実証済み。 ※厳密に言うと、紅茶とレモン汁を使う黒錆加工は、本当の黒錆加工とは仕組みが異なるそうです。 最後までソフト99やホルツの製品と迷いましたが、今回はプレスの折り返し部分に浸透させる必要があるので、浸透させやすい水性のサビキラーを選択しました。 では早速塗布開始。 この薬剤の優れた性能として、薬剤と水を1:1で割り塗布することで赤サビの奥深くまで浸透させることができるそうです。 水と割り、シャバシャバになった薬剤を塗っていきます。 一度塗りで軽い赤サビは全部真っ黒に変化! しかし根が張った赤サビはなかなか変化してくれない。 根気よく重ね塗りしていきます。 同時にプレスの折り返し部分にも浸透するようバシャバシャ濡らしていきます。 上記の重ね塗りを繰り返すこと約10回。 ようやくすべての赤サビが真っ黒になりました。 ここで薬剤を原液にチェンジ。 しっかり保護できるよう重ね塗りをしていきます。 しかし、なかなか反応が出ない箇所があり、まだら模様になってしまいます。 ここからも根気強く重ね塗り。 普通の塗料と違い、厚塗しても反応が出ない箇所はやはりまだら模様になってしまう。 この塗装、難しすぎる。 さらにハケ塗りなので、どうしてもデコボコになってしまう。 こちらも10回近く重ね塗りしてようやく均一に塗装完了。 といいつつ、デコボコはそのままですが・・・。 さて、屋内などの場合このままでOKなのですが、この場所は雨が降れば必ず濡れてしまう場所。 塗料の説明にもありますが、塗装の耐久性を上げるためトップコートが必要らしいです。 そこで上から塗装を施していきます。 本当なら耐水ペーパーで塗面のデコボコを均してから塗装したいところですが、サビキラーの塗面がけっこう弱い。 これは余計なことをすると塗装が台無しになりそうだったので、そのままトップコートを施します。 まあドア開けないと見えない場所だしね。 ではガチガチに過剰マスキングを施しまして、塗装開始。 塗料はアクリルスプレー2度塗りのあと、ラッカースプレーを2度塗りしていきます。 本当ならウレタンスプレーを使いたいところですが、お高いですので。 あっ、この季節の塗装は、スプレー缶をお湯なんかで温めてから使うといいですよ。 缶の圧力が高まり、きれいに吹くことができます。 塗装後、24時間以上乾燥させて完全硬化完了。 見た目は悪いですが、これで当分の間サビの心配はなさそうです。 17年目に突入したBKアクセラちゃん。 壊れるたびに愛着が増すのはなぜだろう(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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