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内容紹介: 「巨大外食チェーン店「肉弁慶グループ」の人事部に勤める倉本恭一は本人役で会社のCMに出ることになった…のだが、当日まさかの遅刻で大失態をおかして代わりに上司が出演することに。そこから恭一の「テレビに出たかった」気持ちが爆発、芸能事務所に入ることに。恭一の身辺が少しずつ変化する中、小学6年の娘、エリカの様子がだんだんおかしくなっていき……今まで普通に生きてきた恭一の人生の歯車が狂い出す。松尾スズキが描くサラリーマン小説! 朝日新聞夕刊連載の書籍化。著者10年ぶりの長篇小説。 松尾スズキが描く、家族冒険小説。」 例によって例のごとく、I嬢から回ってきた本なんですけど、これはもう久々の大大大ヒット(笑) 私的には「桃尻娘」(橋本治著)、「熱海殺人事件」(つかこうへい著)、「ルンルンを買って家に帰ろう」(林真理子著)以来の、衝撃的な面白さでした 主人公が勤める外食チェーンの名前が「肉弁慶」で、そのキャッチフレーズが「うまさに立ち往生」っていうところからしてもう最高っす いちいち言い回しとか表現が、私の好みのツボど真ん中 言葉のチョイスがステキ過ぎ い〜い感じにサラリーマン社会や芸能界をおちょくってるところも、好感度大(笑) 松尾スズキさんの脳内中学生の仕業としか思えない表現やシチュエーションに、ほんと、笑った笑った 最後の方はちょっと、四方八方に広がったストーリーをまとめるため、ちょっと失速した感が否めませんが、、、それでも十分に面白かったです。 映像化した場合のキャストを考えるのも、かなり楽しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.04.25 18:01:53
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