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テーマ:落語!&演芸!(1460)
カテゴリ:きく
開口一番は二つ目の入船亭遊一 最初って見てるほうも緊張するが、リラックスした様子でマクラも滑らか。 軽いタッチの明るい噺「悋気の独楽」 次が曲独楽なので、それにかけたのかななんて思って、それもまた雰囲気がよく。 三増紋之助(曲独楽) 寄席スタイルなので、毎回色物さんが必ず入ってくるんですが今回は独楽。 独楽ってお正月番組なんかでちょこっと出てきそうな、NHK的な出し物かと思ってたら ぱっと見、がばいばあちゃんみたいなルックスと、笑瓶ちっくなメガネの紋之助さんですが キャラそして芸がすごかったーーー 途中で三味線止めちゃったりして、 「あのーっ ぼくはーっ」って語尾を延ばすしゃべり方。 一所懸命やるんだけど、途中で失敗して焦ってしまう。 がんばる。 ここらへんは全部ネタで、ネタって分かってても会場中が応援しちゃうんですよ。 あっという間に会場をひとつにまとめあげ、独楽の芸なのにどんどん爆笑が破裂。 YouTubeに動画があるんですが、実際はこんなもんじゃない。 トリの白酒さんが心配になっちゃうほど大盛り上がりしました。 さて桃月庵白酒さん。どうするかなと見守っていたら、まったく落ち着いたご様子。 マクラで紋之助をいじったりして、そこにはかまをほどきかけた紋之助が乱入してきたりして(笑 お昼のワンコイン寄席であればこそのカジュアルさ。 噺は「井戸の茶碗」 スッキリしたケンコバ風あるいはプロレスラーぽい風貌の白酒ですが声がよい。 端整な声で落ち着いた語りなので気持ちいい。 その声で、出てくる人が全員いいひとばかりだという気持ちのよいお話をする。 実直でまっとうな屑屋の清兵衛。貧しいながらも誇りを失わない浪人の千代田。 若くハツラツとした体育会系の細川家の家臣・高木。 この3人のキャラクターの演じわけがクリアなので、とても楽しく聞けました。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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