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カテゴリ:鉄道と旅
廃線と終着駅の旅。87。指宿枕崎線・山川駅・西大山駅・枕崎駅。
山川駅は嘗て国鉄有人最南端の駅で、駅前には木柱が建っていて、その表紙の時刻表もたくさん売った。 この駅止まりの列車で下車したので、次の列車を待つ間、海の上に建てられた食堂で鰹のたたきを食べた。都会では数切れが定番だが、この食堂は十数切れが楕円形のさらにびっしり並んでいた。数年後列車の中からこの店を探したが、海中に数本のコンクリートの柱を残すのみだった。 西大山駅は初めて訪れた時は日本最南端の駅だった。まだそんなに人気が無くて観光客はおらず、私が列車と開聞岳を同時にカメラに収めようとしたら、ワンマンの運転手は発車を暫く待ってくれた。 二度目に訪れた時は結構人気があって、車でやってきた人が多かった。中国人観光客の団体もいた。何もなかった駅前広場には土産物屋が出来ていた。 しかしこの駅から乗車したのは私一人だけだった。 終点枕崎駅は、初めて来たときは島式ホームに線路は二つ。土のホームには草が生えていた。それが二度目の時は全く新しくなり、ホームは一面で線路も一本に変わっていた。 駅前の小さなビルには、かつて存在した南薩鉄道の路線図が描かれていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.30 10:17:21
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