星と月のおしゃべり

ユウキくんという保育園で同じ組のお友達がいます。

先日、ユウキくんのママに梨をいただきました。

　「ゆうくんのママに梨もらったよ」

　「ゆうくん？」

意味が分かったかどうか、その時は分かりませんでした。

でもそれ以来、家でも外でも梨を見ると

　「ゆうくん」

と言うようになりました。

　「梨、買おうか？」

　「ゆうくん！」

　「梨食べる？」

　「ゆうくん！」



最近、ユウキくんちの車がＨＯＮＤＡの赤いステーションワゴンに変わりました。

そこにユウキくんが乗り込むのを見て

　「ゆうくん、ふぇらーり！」

「じどうしゃがいっぱい」という本の『がいこくのくるま』のページに載っている赤いフェラーリがお気に入りで、どうやら赤い車を見て連想したようです。

　「いいね、ゆうくん　フェラーリだね」

と言って我が家の黒い車に乗せようとすると、激しく抵抗して

　「かいちゃんもふぇらーり！」

とユウキくんの車に乗りたがっていました。(^^;)


後日、駐車場にユウキくんちと同じ車が止まっていたら、指を差して

　「ゆうくん、ふぇらーり！」

赤い車なら必ずフェラーリと言うわけでもないようで、一応形も覚えてるみたいです。（もちろん、ホントのフェラーリはステーションワゴンではありませんが･･･）



昨日、ユウキくんがゴミ収集車のミニカーを持っていました。

　「かいちゃんも！」

　「かいちゃんもトミカのゴミ収集車持ってるよね」

　「かいちゃんも！ちょうらい！」（僕も欲しい。ちょうだい。）

　「これはゆうくんのだから、かいちゃんはお家帰ってトミカで遊ぼうね」

　「ちょうらい！」


なんとかなだめて帰りに近くの100円ショップに寄ると、そこにはさっきユウキくんが持っていたのと同じゴミ収集車が！

　「ゆうくんの！ゆうくんの！」

と発見して喜ぶかい☆。でも買ってくれとは言いません。

ゆうくんが持ってるから欲しかったのかな？それとも同じものを後から買うのはプライドが許さない？？


仲良しなんだけど、妙なライバル意識も芽生えてきた二人。
保育園ではずっと同じ組だから、これから大きくなっていくにつれてどんな風に関係が変わっていくのか、おもしろいなぁ。