星と月のおしゃべり

金曜日。

　「明日、○○のおばあちゃんのとこ　行こうね」

と言うと、

　「やったー！」

そして、　

　「かいちゃん　おばあちゃんとこ　ひとりでいってくるよ」

　「一人で行けるの？」

おばあちゃんちは車で10分くらいです。

　「うん　いけるよ」

　「場所　知ってる？」

　「しってないけど･･･」

知らないくせに行こうと思うその心意気！

そろそろ“はじめてのおつかい”でもさせてみようかしらん。

　

さて、土曜日。

パパと二人でおばあちゃんちに向かいます。

　「ママはぁ？」

　「ママはおうちでお留守番してるね」　

　「かいちゃんが　ほんやさん　つれてってあげるよ」

　「ありがとね」

自分が本屋さんに行きたいからとはいえ、嬉しい一言です。

　

そしておばあちゃんちにかい☆を置いて、パパは一人海へと向かいます。

おばあちゃんちの玄関で、

　「じゃあな　かい☆、行ってくるよ」

　「おりこうにしてるんだぞ」

パパが言うと、かい☆が

　「パパ、ぼうし　もったぁ？」

と聞いたそうです。

これにはおじいちゃんとおばあちゃんが大笑い。

　「きっとママがいつも言ってるんだねぇ」

　「しっかりした子だねぇ」

と、話していたそうです。


かい☆の言葉から優しさや気遣いが感じられるようになって、ちょっと大人になったなぁ･･･って頼もしく思うママでした。