テーマ:ママの気持ち(580)
カテゴリ:ママ
絵本「せかいでひとつだけのケーキ」を読んで以来、 「パパとケーキやさんいって ママにケーキかってきてあげる!」 と張り切っていたママの誕生日。 パパが前々日に怪我をして、実現不可能かと思われましたが・・・。 自分で車を運転して会社から帰ってきたパパ。 そのまま家の前でかい☆を拾います。 「ママに いちごがふたつのってるの かってきてあげる!」 と言い残し、二人でケーキ屋さんに出かけていきました。 二人でケーキを選んだ後、パパは店員さんが車まで運んでくれようとしたのを断り、かい☆にケーキの箱を持たせたそうです。 ケーキ屋さんの前には階段もありますが、かい☆は慎重に運んでくれたようで、絵本のように箱の中でぐちゃぐちゃにはなりませんでした。 デコレーションケーキが売り切れていていちごのタルトしかなかったと、パパは少し残念そうでしたが、ママは実はこっちの方が好き。 ろうそく3本立てて(30代だから?)、二人でHappy Birthdayの歌を歌ってくれました。 ママは感激して、 「ありがとうねー ママとっても嬉しいよ」 「ママの 世界で一つだけのケーキになったよ」 とお礼を言いました。 するとかい☆は不満そうな顔で、 「ひとつだけじゃないよ!」 と言うのです。 「ママにはかいちゃんが買ってきてくれたケーキが、一番おいしくて嬉しいケーキだってことだよ」 と説明しても、 「ひとつじゃないよ! いっぱいだよ!」 と言い張ります。 そこで、ようやくピンときました。 3才では、まだ「世界」なんて言葉の意味は分からないのでしょう。 絵本の中で最後にゆうたくんが買えたのは、いちごが一つだけ載ったショートケーキでした。 だからかい☆は、ママには「いちごがふたつのってるの」を買ってくれようとしたのです。 そしてケーキ屋さんに行ってみると、いちごが山盛りのタルトを発見! これならきっとママが喜ぶぞ!と大満足で帰ってきたのでした。 だから、絵本では「ひとつだけのケーキ」だけど、ママのは「いっぱいのケーキ」だったんです。 かい☆が、ママが喜ぶようにって選んでくれたことがとっても嬉しい。 ママにとっての「せかいでひとつだけの いちごがいっぱいのケーキ」。 「おなかもいっぱい むねもいっぱい」になれた、幸せな誕生日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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