アモイ（厦門）奮闘記！　Byひろし

今日も暑いアモイ。仕事上、外出することが多いが今日は一日外回り。ブログから来たお客さんのアモイ大学近辺のマンション探し。

まずは希望により周辺エリアのマンションを撮影した。このお客さんまだ日本に滞在しているが、来年よりアモイに移住する予定との事。

子供と自分達のマンションを購入しようと考えているようだ。色々と歩いていると感じるのだが、店舗が次から次へと入れ変わり、町並みが変わっていくのが早い。

以前（６ヶ月位前）に、確かあったと思われる洋服屋や飲食店が既に違う店に変わっている。

そして店舗を再度貸し出すわけだが、ここで賃料が上がる。日本と違い”借りた人がまた他の人に貸す”という事が、特約事項がない限りＯＫなアモイ不動産事情。

自分が店舗を改装したのに要した費用に上乗せし、また店舗を貸し出す。それにより店舗を借りる場合は日本では聞きなれない”内装費”なる項目の費用が必要になるのだ。

当然の事だが、これは内装を既にしてある内装状態の比較的良い店舗。スケルトン状態の新しい店舗ではこれは必要ない。

まあ、簡単に言えば自分が店舗にかけた費用はこれで回収し、次の商売にあてるのだ。

この内装費がばかにならない金額もしばしば。以前店舗探しの時に遭遇した５０平米の店舗ではこの内装費なるものが５、５万元！

これは今まで私が知る中で平米当たりの単価が一番高い。高いと思ったのも当然理由がある。この店舗内を視察したところ、どうみてもそんなに費用がかかっていない！

壁が新しい事と、配置されている家具が新しい事以外は、水周り関係などはどうみても汚いし、古い・・・・内装が既に出来上がっている店舗全てではないが、新規内装をするより高い事が少なくない。

しかしながらスケルトン状態の新築店舗が思うような予算で仕上げる事も、これまた難しいのも中国内装事情。

新規店舗に要する内装費か、はたまた既に内装をしてある店舗を借りる時発生する内装費か・・店舗選びでは選択肢の一つに上がる事。

商売の種類にもよるが、色々あるであろうさまざまな店舗の条件を考慮すると一概に要する費用だけで判断するのも当然危険。難しいところでもある。

そんな事を考えつつ、変わっていく町並みを見ながら今日も一日あくせくと外回りをしていたひろしでした。