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カテゴリ:日常生活
今年の日本経済はどう動くか? なあんて正月早々考えたりしてみる。私の業種である不動産業界は、昨年より改正された建築基準法により
住宅着工棟数が激減してしまい、今年も着工延期による混乱を引きずり周辺産業にもかなりの影響を及ぼすだろう。 全く!起きうる問題を考えもせずに決めるからこんな事になるんだよ! 昨年のこういった影響を受け、新規事業立ち上げの為急遽日本へ帰国となったわけだが、今年は不動産業界、建設業界にとって下克上の年になるだろうと考える。厳しい現状だ。 この他各業種を見てみると、銀行は、傘下の信販や消費者金融が重荷になり24000の営業拠点を持つゆうちょ銀行の発足で地銀の再編がある事で、今後の新しい方向性が決まるだろうし、 保険関連では、銀行窓口で保険商品販売の全面解禁になり、商品形態、販売体制の見直しの時期により各商品を取り扱っている企業の今年の行方が決まっていくのだろう。 また、5大商社は利益の5割が資源やエネルギー関連であり、商品先物取引での1バレルが過去最高値100ドル越えになった事からも、非資源の事業基盤の強化を早期実現する事と、 1997年12月に合意された京都議定書により、翌年からCo2&メタンなど排出規制に関し、排出権売買による巨大マーケットの出現を予測し、 10年に渡り、マーケット基盤確保の為に動いていた商社がおそらく好調な伸びをみせる様子。なあんか、株取引の展望みたいな文章になってしまっているが(笑) 二酸化炭素排出権売買を簡単に言えば、発展途上国のあちこちにの広大な土地に植林や植苗をし、排出さえるCo2を取り込み酸素を放出する量を売買するという方法と A社が排出量の削減を成功させて節約した排出量を目標達成しない企業B社にお金で売ろうとする物である。 しっかし!商社は相変わらずすごいねなんでも利権に結びつける天才だ。私がこの排出権がいずれ売買されるというTV番組を見たのは今から5年位前。 そんな夢みたいなことが本当に実現するのかなあ~なあんて思っていた。第一、目に見えないCO2の発生量を、どのように監視するのか、 排出量をごまかした奴が得をするのは目に見えているような商品を権利として売買する事など困難すぎる!と思っていたが、 やっぱり、世界各国の商社が商品にしてしまいましたねぇ~・・・恐るべし発想力と決して屈しない精神力。頭が下がります。 医療品業界では、食品・化学など異業種大手が新たな買い手になってきており、特に食品に関する商品を作り上げることに力を注いでいる企業が今年は伸びるような感じもするが、 チョとした問題が起きても大問題に発展する医療品業界。人の体に直接関係する業種だけに気をつけてもらいたいものである。 そして、世界的な視点からみる今年の日本企業の評価は高く、多分インド・中国の企業が日本や欧米の企業を買収するような事が日常茶飯事のように起こるのでは?とも感じる。 これは大きい話。そんな事より弊社も今年は本当に頑張らねばならない。自分の事が満足にできていない状況で、人の頭のハエを・・・である。 そんな事を思いつつ、まずは自らの襟を正し目標に向かって一つ一つをクリアしていく事に集中しようと考えるひろしでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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