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カテゴリ:日本人デザイナーによるデザイン&施工管理
冷やかし、現状とかけ離れた低予算、連絡がとれない等で追客不可なお客さん。まあ、日本の不動産業、建設業(注文建築)等の 新聞折り込み広告やネットなどの媒体を使い集客したお客さんの歩留まりを考えれば、はるかに中国の方が良い。 私が以前在籍していた関東で建売住宅供給棟数1位~2位の一部上場企業では、1支店1ヶ月の広告費がその規模にもよるが おおよそ500万~600万円。1ヶ月の集客数は約110~120名。そのうち契約まで進められるお客さんは10名~13名。 平均契約率は約1割。本来年間5000棟以上の住宅を供給する建売業者としては、これを2割5分に引き上げる事が目標であり、 それを達成すべく、仕入れ企画課、設計課、営業部、積算部が毎週のように各分譲地に対する販売方法、コンセプト、販売金額、完売目標等の会議を行なっていたのだが、 なかなか2割5分まで契約率を引き上げるのは至難の業であった事を思い出す。そんな中、本日より更なるスピードアップを図るため、 8年の内装デザイン経験を持つ中国人の女性デザイナーを採用した。理由は、 1、間取り図面作成のスピードアップ、 2、中国人デザイナーを希望する方もいる為、 3、間取り図面作成による手数料の削減、 以上の観点からさまざまな業務遂行のために必要と判断し、今回採用することにしたのだ。 特に、間取り図面作成は非常に重要であり、お客さんが反響または来社した後、早急に間取り図面を作成する事が契約に近づく第一歩。 中国では、と、言うよりアモイでは間取り図面を持っているお客さんが著しく少なく、仮に持っていたとしても、 現況と相違する事がほとんどの為、間取り図面が無くては、正確に積算及びデザインが出来ない。 そうなると、当然次のステップに進める事が出来ないので、自ずと契約は遠のく。という方程式がはずれることなく成り立ってしまうのだ。 おそらく彼女の仕事は90%以上が現調(現地調査や寸法取り)と間取り図面作成になる。 一体どのくらいの仕事ができるのか、スピードは? 正確さは? 欲張りだが、仕事に対する姿勢は? と、これからが楽しみである。 まあ、とにかく現在の当社のスキルアップの為に必要な優先順位1位は ”スピード!”。 そんな事を考えつつ、このスピードに追いつくべく、毎日自らの尻を叩きすぎてお尻が痛いひろしでした。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月16日 10時40分25秒
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