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今日は母のいる特養ホームから母の入院していた病院まで

車椅子を押して母を外来受診に連れて行った

10分も掛からず病院へ到着

しかし、いくら近いと言えど80kg近い母を乗せた車椅子を押して

緩やかな坂道を移動するのは結構ハード(--;

もし万が一手を離しちゃったら・・・



…って、ドリフのコントのようなシーンでは済みません＞＜

慎重に押して病院へ到着（￣ー￣）

退院しホームへ移ってから２週間

母は病院へ戻りたがっていた

今のホームのスタッフさんもとても優しいのだけど

病院は母にとってはあまりにも居心地が良すぎたらしく

病院へ着いてスタッフさんと顔を合わせるなり号泣し始めた

『ビョウインヘモドリタイ・・・』

失語症の母からはっきりそういった言葉が伺えた

それにはみんなびっくり

『しっかり喋れてるやん！！』ってみんなが大喜びして下さった

院長の診察でも号泣

院長は必ず患者さんの手足や肩に触れる

苦痛を抱いてる箇所をさすって下さる

『大丈夫ですよ！！　ここで頑張れば歩けるようになりますよ！！』

そう言って患者さんやご家族を励まされる

この病院は院長が整形専門なこともあって

交通事故等で障害を持ち

リハビリ入院や外来通院される患者さんが多い

目をきらきら輝かせて回復していかれる方が沢山いらっしゃいます

こと、ご高齢の患者さんやご家族にとっては

院長のこういった姿勢がとても温かく、心強くそして励まされてるみたいです

こういうのを“手当て”っていうんだろうなあ

いつも見ていて思います

『お正月明けにはここ（病院）へ戻る予定になってるんやから

先ずはそれを目標にここに外来でリハビリに通ってみましょうか？』

そう院長が提案して下さった

これは私の希望でもあった

ホームでは生活介助以外のリハビリはない

病院へリハビリで通うことで生活にめりはりを付けてあげたかった

それで院長や婦長さん、ホームのスタッフさんと話し合った結果

通院リハビリがこうして実現したのである

『でもお母さんね、娘さんの力を借りないで自分で歩きや(笑)！！』

院長が笑って母に“渇”を入れ、母はまた号泣した

その母から、『ハイ、ハイ。。。アルキマス。。。(ToT)』ってしっかり言葉が聞こえた

婦長さんを始め、お世話になったナースさんや

介護士さん、事務員さん、リハビリ室の方。。。

その時間帯にいらしたスタッフさんが皆さん出てきて下さって

母を励まして下さった

母はまたまた号泣(ToT)






通院リハビリが実現することで私が考えていたことがあります

それは母が一人で病院へ通うこと

幸い歩いて10分かからない距離にあるのですが

私が付き添えない日は

ここの往復をタクシーかホームの送迎車で行く事になります

それで今日は予行練習を兼ねて

タクシー乗車中に福祉タクシー券と身障者手帳を運転手さんに

渡す練習をしました

『私が隣にいると思わないで乗ってみてね』

母はドキドキしてた

でもいつもお世話になっているタクシー会社さんは

皆さんヘルパー講習を受けていらっしゃる上に

自ら進んでお部屋までお手伝いに来てくださる

かいたんとの移動の時も何度ベビーカーや重い荷物を持って頂いてることか・・・

だから安心して頼めるんです

たまにかいたんとスーパーへ買い物に行くと

ご高齢の方のお買い物のお手伝いをされている運転手さん達の姿を

目撃することもあります

しかし母は失語症なので自分で電話が出来ません

それで一人で往復時のタクシーを呼ぶ時は

ホームと病院の事務員さんに電話で呼んで頂くことにし

その際のテレホンカードと小銭の管理や手帳等の管理についても

きっちり母の前で事務員さんと打ち合わせてきました

これで１度でも１人で乗れたら

母にとってこれほどの自信はないと思うんです

簡単なお買い物にも１人で行けちゃうかもしれません

『自分でできる！！　ちょっとの勇気・やれば出来る！！』

そういう実感を味わってほしいんです

無理はしなくてもいい

ちょっとずつでもいいから頑張ってほしいです

ああでも、１人で外出して買い物に行っても

アメやお菓子はたくさん買わないように(笑)

じゃないとまた尿に糖が出ちゃう＞＜






私においては可能な限りホームに私の仕事を持ち込み

宛名ラベル等を封筒に貼るお手伝いを母にしてもらうことにしました

右半身麻痺であっても左手は使える

それで携帯用のプリンターを母の部屋に常時置き

ノートＰＣを持ち込んでお仕事します

この点についてもホームは問題なかったので

甘えさせて頂くことにします





うわあ、母に負けてらんないや(ｏ￣∇￣)ｏ

これからも頑張ろうっと♪