「舟を編む ~ 私、辞書つくります」結構面白くて、いいドラマ!
今年の2月から4月まで、全10回のシリーズとして毎週日曜日の夜 NHKBS で放送されていた「舟を編む ~ 私、辞書つくります」を全話録画してあって今まで観れていなかったのですが、やっと観ることができました。三浦しおんさんの小説「舟を編む」も、松田龍平さん主演の映画も、テレビで放送されたアニメ版も全て観ていますので、今回のドラマも大変楽しみにしていました。今回のドラマは、今までの作品とちょっと違っていて、馬締光也(まじめみつや)さんが主人公ではありません、今までの作品では後半部分に脇役として出てくる岸部みどりさんが主人公でした。なので、物語は馬締さんが辞書編集部に入ってから13年経過した所から始まります。馬締さんは主任になっていてファッション誌から異動になった岸部さんを迎えます。今までと違った視点からの作品で「舟を読む」を知っている人にも楽しめる作品になっていました。いきなり場違いな職場に転籍した岸部さんの悩みと成長を見守るすっかり大人になった馬締さんや辞書編集部の仲間の暖かくて楽しいお話でした。ストーリーもとても前向きで元気が出る内容でしたし、辞書作りの細かさや魅力がとても良くわかる構成になっています。バックに流れる優しい音楽も素敵ですし出演者の演技もとっても素晴らしいと思いました。特に馬締さんを演じた RADWINPS の野田洋次郎さんはミュージシャンとは思えない演技力で驚きましたし、岸部さんを演じた池田エライザさんもとってもかわいくて素直で元気で役にピッタリでした。私にとっては、ほぼ完璧なドラマで全10話を一気観してしまいました。舟を編む ~私、辞書つくります~ [ 池田エライザ ]全部見た後、舟読むロスを感じてしまいましたので、hulu で映画版とアニメ版も再鑑賞しました。やっぱり、原作のお話もいいですね。今日はこれから、小説の方の「舟を編む」を読んでみようと思います。舟を編む [ 三浦しをん ]