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カテゴリ:アニメ・特撮
「優しさを失わないでくれ。 弱いものをいたわり、互いに助け合い、世界の誰とも友達になろうとする優しい気持ちを失わないでくれ。 たとえ、何百回と裏切られようと・・・。 それが変わらぬ私の願いだ」 自分が命をかけて護ってあげた最低野郎(救いようのない男)に、なんの感謝もされずひどい仕打ちを受けたウルトラマンメビウスことミライ君。 心にぽっかりと穴が開きそうな瞬間に、ミライ君の心に響くウルトラマンエースこと北斗星司のメッセージ。 冒頭のセリフ・・・実は「ウルトラマンエース」本編・最終回において少年たちに向けて送ったメッセージと同じもの。 変わらぬ私の願い・・・三十年以上たってもなお色あせることのない普遍的なメッセージだ。 これは脚本家の技だね。お見事! 当時の視聴者もうならせる仕掛けだ。 しかも驚くことに月に帰った南夕子本人が出演したこと! これ、予感はあったんだけど、まさかここで担ぎ出してくるとはねえ。 さすがに40周年記念だけあって気合が入ってるな。 ここでも北斗と南の会話が完全に大人のドラマをしていてぐいぐいとひきつける。 しかし・・・北斗星司って、こんなにいいキャラだったのか? メビウスは相変わらずエース兄さんの激励で死の淵からよみがえり、一方的にやられまくったヤプールを簡単に倒しちゃうし、ご都合主義ウルトラマンの名を驀進中だが、「メビウス」という作品自体はとにかく面白くなってきた。 次回はいよいよ「帰ってきたウルトラマン」が出るし、ますます見逃せないな。 あ、最後にアバレイエローにほっぺにチューされたミライ君がうろたえまくるところが笑えた。 頼りないがいいやつだ。 きょうのBGM 「エースをねらえ!」BY大杉久美子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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