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2005年10月21日
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カテゴリ:WA・和・輪
今日はオババの参加しいる「衣の会」の発表会の初日
前回は着物姿で行ったのだけれど、
午前中オババを美容院へ連れていくついでに私も久しぶりにカットなどお願いしてしまったので着物ではなく洋服で(苦笑)
以前に作った銘仙のラップスカートを着用
ははは・・・今年初めてのスカート姿だった気がするの。
ランチを食べオババと二人2時過ぎに到着
エレベータの中ではオババのお稽古仲間も一緒でした。
(オババと二人とも勝手に遅番を決めていたようです)

小牧先生の作品(大小のちゃんちゃんこ)は本当にヨダレ物でした!!
白地に手刺繍の小袖(松の絞りに大きな鶴を刺繍)から作られています。
背守りには大きな方は表地の刺繍の一部である波と橘を押し絵状態にし、更に組み紐でみの亀が作られ、小さい方は組み紐のみの亀のみ
みの亀の尾の部分が背中の鶴のしっぽの方に続いて見えるのです。
それだけでも素晴らしい物なのに、実は裏地に使われた生地の方が更に素晴らしいのです。
紅花染めと思われる繊維の細い古い時代の縮緬
本来なら劣化してトロトロになっていても不思議はありません。
赤の退色具合からして相当の年月を経ているものです。
しかしながら、その縮緬には立派な梅と鶴の手刺繍が施されています。
刺繍糸の重さも負けて裂けてしまっても当然と思われるほど古い物なのです。
それなのに刺繍の重さにも耐えうる糸の体力に本当に驚かされました。

皆さんの作品もどれもこれもため息の出る物ばかりです。
お題である「菊」
沢山の作品が集まっていますが、どれ一つとしてイメージの重なる物がありません。
地色も菊の図柄もそれぞれが個性を持っています。

殆どの作品は長襦袢+襲の組合せなので衣桁に3枚重なっているのです。
殆ど見ることが出来ない長襦袢や襲下にも全く手抜きがされていません。
本来なら一枚一枚を別々に展示して欲しい程の作品達です。

古布好きの私にはその空間に身を置いているだけで本当に幸せです。
先生自ら説明をして下さったり、制作者にお願いして通常展示では見えない襲下や長襦袢・意匠を凝らした裏地なども見せて頂きました。

注:会場では撮影禁止 もちろん作品には手を触れることは出来ません

市松のお稽古場での元先輩がアメリカから帰国しているお嬢さんを連れて見に来て下さったり
仕事帰りに現役先輩もいらして下さいました。
市松さんの衣裳の為の生地探しに火をつけたかも・・・・(笑)

仕事が無ければ明日、明後日も通い詰めたいところですが、そうは行かないこの身が哀しい・・・・

もし、週末銀座方面へ行かれる様でしたら、梶の葉の至福の時間はどのような空間で感じているのか覗きに行って下さいね。






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最終更新日  2005年10月22日 00時12分57秒
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