カジルンルンのブログ

どうも、平日飲み会カジルンルンです。
最近は必ずと言っていいほど、飲み会の最中か終わってからトイレに行って戻してしまいます。

食べ過ぎなのか、液体を胃袋に入れ過ぎなのか。
一つ前の飲み会は、ソフトドリンクだけでやり過ごしてみましたら、吐かずにすみました。

そろそろアルコールを受け付けない年齢になったということでしょうか。

一度吐くとスッキリするんですが。

さて、前回の続きです。
（前回のページからご覧ください→マネジメントとは（1）
https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20240416&d_seq=0）

カジルンルンは30人規模の企業で正社員で採用され、4ヶ月が過ぎようとしていました。
子どもの発熱は肺炎入院から退院してからは、落ち着いていました。

しかし経営側からは、採用試験の面接で家族の協力が得られると言っていたのに実際は違った、と何度も言ってきました。
与えられた仕事はこなしていましたが、どんな評価されているか分かりませんでした。
もはや何が正解か分からない疑心暗鬼状態でした。

あとで分かったことですが、旦那の母親（義母）の知り合いもカジルンルンの職場におり、
義母はそれが誰なのか教えてくれませんでしたが、
カジルンルンの評価は良くないということを聞いていたそうです。

当時は色々あって、昼休みに職場の人に義母の愚痴を話したこともありました。筒抜けだったってことよね。
同居している義母がどっちの味方かもわからなくなり、旦那も自分の仕事最優先で、面倒くさい事には関わらず助けてくれることはありませんでした。
カジルンルンはノイローゼ一歩手前だったかもしれません。

カジルンルンは採用から3ヶ月目にして1ヶ月間ほど、売店勤務に異動しました。
多分そこ使えなかったらクビにするつもりだったのでしょう。

店舗は社長の奥さんとお母さんが牛耳っていました。
カジルンルンの仕事は、床の履き掃除に始まり、プランター商品の水やり、野菜苗のカバー外し、肥料や除草剤の品出し、新しい苗のラベル貼りと、
やかんを火にかけてお湯を沸かし、魔法瓶になっているポットに移し替える作業2回を、接客の合間にしていました。（ポットは電気ではないタイプｗ）
時々デスクで、領収書の予備にゴム印を押す作業も任されました。

店舗勤務は営業事務の仕事とは全く違い、新たな発見もあり刺激的でした。
ナスには茎や葉っぱにトゲが付いていることを初めて知りました。
苗の時は特に鋭いですね。
苗ポットの土に商品名のプラスチックタグを差し込む作業のときあまりの痛さに時間がかかってしまいました。
他には、ヒューケルという観葉植物に色んな緑色があって、貴重な花も見れていい経験ができました。

お湯を沸かす作業は、コンロから離れた場所で別の作業をする合間にやらなくてはいけなかったので時間を見過ごし（タイマーは無い）
沸騰して数分経ったあと気付くということもありました。←評価を下げてしまいました。

また、ゴム印を押す作業では、席に座るときにゴム印のセットがテーブルに最初からおいてあったので
押し終わったあとそのまま席を立つと
「ゴム印をどこにしまうか聞かないでしょ？」と社長の奥さんに言われて
カジルンルンは一瞬「？」になりました。
「どこにしまうんですか？」と聞き返すと、奥さんは黙っていました。
カジルンルンはまた評価を下げられたと感じました。
何かにつけ、ケチを付けて辞めさせようとしているようにしか思えませんでした。

店舗で接客をしていたとき、
名前も聞いたことのない小さな花をつけた1つ80円くらいのポットを持って「これって、庭に植えて増えてくれるやつ？」と聞くお客様がおられ、
奥の部屋で座って作業しているベテランの女性社員に聞きにいくも
「今忙しいから」と言われ対応してもらえませんでした。

当時はスマホもなく、画像検索ができずケータイですぐに検索して答えるなどができませんでした。
そもそも勤務中は、ケータイはカバンにしまっていました。

その後そのお客さんがどうなったか知りません。
私は増えるだの増えないだの、いい加減なことは言えないので。
だいたい、客の質問が特殊です。増やしたいなら勝手に増えるのを待つより、挿し木して自分で増やそうとしないとだめだと思います。

そもそもこの店舗の接客は最悪だったと思います。社長の奥さんがまず無表情で無愛想な接客でした。
でも、個人への売上は重要視していない、農家ありきの企業だったので、今でも変わっていないと思います。

カジルンルンが分からず対応できない、人に聞いても誰も対応しないというのが何回かあって1ヶ月が終わりました。

ブロッコリーとキャベツの苗の違いもわからなかったり、小さな花が咲いたポットが根っこから取れてるのもありつつ、カジルンルンは上から土をかけて並べたままにしておいたこともありました。

母の日が来るので、その店舗で星のような花びらをした紫陽花を買ったのを覚えています。
そう、ちょうどこの時期だったんですね。

カジルンルンは営業事務に戻されました。
ずっと店舗というのは知識が足りな過ぎて無理だとわかっていました。
袋入りの種の品出しも、同じきゅうりや大根でも名称が違って、花の種も百日花や千日花など
似た名前の棚に入れ間違いもあり、気付いたものは直していました。

別の社員が並べ間違えたことを、カジルンルンが間違えたことにされたこともありました。
その社員もう何年も働いていた人だったので、この職場は終わってるなと思い、否定する気にもなりませんでした。
カジルンルンがいなくてもミスが起こるのが目に見えてるのに、カジルンルンをやめさせたら防げると思ってるんだろうな。

営業事務に戻るとき、社長とベテラン係長からミスの数を告げられ
ありえないことが起きていると話をされました。
そして2ヶ月毎に更新する契約社員になってもらうと言われました。

離れて暮らすカジルンルンの両親に話すと、職場がおかしい、条件を飲まずに正社員でいなさいと叱られました。

給料面での変更はなかったのでカジルンルンは契約社員で承諾しました。
もともとボーナスも少なく、契約社員になることでボーナスの対象外にしたかったのもあったと思います。

労働基準監督署に相談して戦うのも一つの方法でしたが、義母との関係も良くなく、子供二人もまだ保育園。「家」の基盤が安定していないのに
安月給で居心地の悪い職場に居座るための戦いにメリットは見出せませんでした。

カジルンルンの席は別の島のテーブルに移動させられました。
頼まれた商品名と金額のデータをエクセル表にまとめる作業を任されました。
あとは何をしていたか覚えていませんが、毎日職場に行き1ヶ月が経ったとき、
「更新はしない」という話をされました。

従業員の立場は弱いなと思いました。
こうなるとずっと前から分かっていた気がするので、もう何も感じませんでした。

最後の日、特に誰からも何もなかったのですが、小さい子供のいる同僚から、エビせんの小袋を渡されました。
他に渡すものもなく、ただ何もないのも不憫に見えたのでしょう。

また、別の同僚には「自分も辞めるわ」と言われました。子供も小学生になったし、と。
辞める理由を詳しく理由を聞こうとしたら「ここって色々あるじゃん」と言って去っていきました。

カジルンルンはその後1ヶ月の間にハローワークに提出する書類などを受けとり
ハローワークへ行き失業保険の手続きを始めました。

職場が作成した書類をハローワークに提出すると、
「会社都合による解雇」ではなく、「従業員の都合による退職・契約更新の申し出がなかった」と書いてありました。

（つづく）

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