敗者復活戦・第2話 私の原点!・・・訪問販売は奇人がいっぱい!
『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 昨日は遅くなったので何も書かずに帰ろうとしたのですが、ちょっとだけと思い久しぶりに自分が書いたメルマガを読み始めたら面白くなって止められませんでした。自画自賛(笑)。・・・おっと前置きが長くなったらいけませんね。それではスタート!。 ●第2話 私の原点!・・・訪問販売は奇人がいっぱい! 私は自分で言うのもお恥ずかしいのですが、中学までは優等生で田舎の学校ではありますが生徒会長をやったりしたことがあります。ところが、高校に入ると脳ミソ?が勉強を拒否するようになり、気が付けば劣等生の烙印を押されるような有り様でした。それでも態度のでかさから秀才たちを差し置いて級長をやらされたりしていましたので、その御蔭か?落第間違いなしと噂されながらも、お情けで無事卒業。しかし、そんな劣等生が家の経済状況だけを考えて国立大学を記念?に受験。当然記念?にはなれど行くところがなく、それでも諦めずもがいていたら、横浜の大学の夜間部に滑り込むことが出来たわけです。この選択が私の運命を決め、エリートと一度も言われることなく今日を迎えました(笑)。横浜では、当初昼仕事をして、夜は大学の夜間部に通うという、絵に描いたような苦学生でした(笑)。警備員、倉庫内作業など経験した後、生活が厳しいものですから何か良い仕事がないものか、と探すことにしました。そんな時、日1万以上可能!の怪しい広告を疑いもせず飛び込み面接を受けてしまったんですね。当然なにも考えず即決です。今から20数年前の1万円は魅力的でしたね。雇う方も、ざるで水を掬って、それでもへばり付いているような最後の一滴が残れば良いのですから、誰でも良かったんですね(笑)。その会社は、マンションの一室が事務所で、ボロのライトバンが3台ある程度の会社でした。千葉県に本社があり、そこは営業所ということです。数人の社員しかいませんでしたが、なかなかのクセモノ、否、個性的な人ばかりでした(笑)。素人を殴った話を、嬉しそうに話す元キックボクサーの所長Iさん。本気を出せば売上で敵う者なし、天才兼詐欺師のMは私と同じ歳でした。生まれて初めて見た、フンドシ姿の筋肉質の男性が載っている薔薇族という雑誌を愛読していたピンクのズボンを履いたTさん(笑)。有名大学のK大学で化学を学び、一流企業に就職した後、何を思ったか世界を2年間放浪し、帰国後この会社に入ったRさん。色の黒い、四国生まれのNさんは、人が好く一番気が合い可愛がってもらいましたね。その他、元暴走族から、元麻薬の売人?と思われる男、などなど色々と入って来ましたが、不思議と本当のワルは直ぐ辞めましたね。訪問販売というと怪しいところもありますが、私が仕事をした会社は、健全さの中にチョッと怪しさがブレンドされたような会社でしたね(笑)。さて、売っている商品は、トイレの換気扇です。換気扇と言っても、ポットン便所の脱臭筒の天辺に取り付ける、お釜を逆さまにした形のファンです。販売価格9,800円で、手取りが4,500円。5,300円会社に入金すればいいわけです。いったい原価は幾らだったのか(笑)。読んで頂いている方の多くは「なあ~んだトイレの換気扇か」とバカにされておられるでしょう。そう思われた方は、経営者には不向きです。紹介した、天才兼詐欺師のMは、当時(20数年前)月に100万円以上の収入があったのです。今だったらどれくらいでしょう?。稼ぎが多いから偉いとは言いません。只、イメージで判断すると何事も本質が見えません。偉そうに言っていますが、私も今だからそう思うだけですけどね(笑)。若かったからこそ出来たことかもしれませんが、この経験は武骨者の私が今日まで営業を生業としてきた原点となりました。・・・続きをお楽しみに!。・・・元キックボクサーIさんの究極の営業戦略は?。それではまた。これからの物語は究極のバカ丸出しなれど恥じることは何もない???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。