カテゴリ:健全な青少年少女の育成を阻害する記事
日本の労働組合は、アメリカに比べてメチャクチャ弱いです。
どのぐらい差があるかというと、ハリウッドの脚本家が一斉ストやった事件が記憶に新しいでしょうか? マジで映画製作が完全停止するようなストを、アメリカでは五十三州全てで行えたほど。これはアメリカに、日本よりはるかに強力な『連邦規模の組合』があって、それがきっちり機能したからでもあります。 で。 この労組はメディアやサブカルにも大きく及んでいるのですが、彼らは『○○の自由』を獲得する代わりに、『○○に対する責務』も負っています。たとえばギャラについても、「この仕事はやりたいからタダでも良い!」とどんなスーパースターが言っても、労組から『最低料金は取ること』と命令されます。 この辺が、日本の『規制するとも管理せず』という、ガッデムなお役所体質ととにかく違う。 日本でエロとか暴力表現とかを『むやみやたらに』規制したがるダメな人は多いですが、『規制の責任を取ってちゃんと今後管理します』という人は皆無。欧米はその辺『ゾーニングは絶対に行います』ときっちり表明し、たとえば映画なら、『PG12』がついたら映画館は本当に保護者同伴ではない子供を館内に入れません。この辺は徹底している。 つまり、彼らの自由というのは、『自らが管理監督する自由』なんですワ。 日本で規制規制言ってる人は、臭いものに蓋をするというだけで、管理監督やより良い更新なんか自分の管轄だと思ってません。規制したっていいけど、ちゃんと『規制した責任は取れ』と私は言いたいのですが、投げっぱなしだからまず反対するわけです。 エロも何もゾーニングで解決していいはずなのに、存在すら許さないという方針で取り組む。こっちとしてはやってられません。『規制するなら責任取れ』というのが私の主張です。 で、責任取れないから言いっぱなしな人が多いのが実際だと思いますがいかがか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月31日 22時28分37秒
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