カテゴリ:健全な青少年少女の育成を阻害する記事
いちいち記事を取り上げるのもおっくうですが、夜中に出会った泣いている子供への対応がニュースになっています。多くの方がご存じだと思いますが、実際に遭遇した人はツイートで「警察に連絡し早く来てもらうよう促した。保護して交番へ連れてくるよう頼まれたが断った」という対応を行いました。
で、そのような結論に至った主な理由が「変質者に間違われて逮捕される可能性があったから」というもの。古くさい自分としては「なぜ?」と思ったのですが、公的なホームページとかで変質者情報のようなものが共有されているんですよね。その中の「声かけ」という項目に相当するらしく、実際にその情報を見ていると「これってえん罪製造機じゃねーの?」と思えるような、ある意味自意識過剰とかヒステリックな「犯罪者予備軍の目撃情報」がずらり。 これは確かに、子供の保護をためらってしまうのもうなずけます。 昨年、私は道に迷っているおばあちゃんを保護し、警察が来るまで相手をするという経験をしました。私にとって道ばたで困っている人というのは声をかけて当然の事案で、(ある意味情報弱者ではありますが)それが子供だろうと関係無いと考えています。この辺の考え方は、非常に昭和生まれ的です。 しかし、世の中が変わりなんだかよく分からないものに過敏になっている現状では、実は非常に危険な行為だったのかもしれません。マンガ・アニメに対する過剰な規制やポルノの単純所持の禁止なども、違う案件のようで実は軸を同じにする事案のような気がします。 つまり『浄化運動』的な、意に沿わぬ書籍を焚書してしまうような過剰なファシズムです。『青少年の健全な育成を気にする人々』っていうのは、そういう病気に取り憑かれているように思えます。その結果が、「困っている人を助けられない世の中」に繋がっているのではないでしょうか。 私はそう簡単に変わることが出来ないので、同じような状況になれば声をかけて保護し、警察に連絡すると思います。今の世の中において正解かどうかは分かりませんが、正しく在りたいと思う事には素直でありたいです。 というわけで、さっそく今夜から夜中に泣いて歩いている幼児を捜すとするか! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月20日 10時10分10秒
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