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テーマ:マビノギ日記(792)
カテゴリ:マビノギ日記
このストーリーの時系列はG19実装当時のものです。
また、このシリーズの更新感覚は不定期となりますのでご了承ください。 【ダンカン】 コオシン、よく来てくれた。 突然呼び出してすまないな。 【コオシン】 大丈夫ですよー 近所だし。 なにかありました? 実はな、南のほうで妙な動物や巨大モンスターに関する噂が立っている。 ここは小さな田舎の村だから、誰もそんなに気に留めなかったがな・・・。 野生の動物に慣れていない都会の人たちが大げさに言っているだけだと考えていたんだ。 だが、どうやらこれは単なる噂ではなさそうだ。 近頃、森の奥深くに棲む野生の動物たちが、村近辺に出没する事が多くなってな。 デイアンはついこの前、森の中で巨大なモンスターを目撃したらしいぞ。 デイアンが・・・? また嘘なんじゃないの? ・・・まあそうだな・・・。 彼が言っているだけならその可能性もあるが・・・ つい先日、事件は起きた。 その日は何だかずっと胸騒ぎがしてな・・・。 真夜中にシドスネッターのほうで大きな奇声とともに突如黄金色の光の柱が立ちあがったんだ! 微かな青い光も混ざっていたような気がする。 しばらくしたらその光は消えてしまった。 コオシンは見なかったか? う~ん・・・ 僕は見てないですね。 (光はいつも発する側だし。。。) でもそういえば、うちのアイがノラちゃんと一緒にそんな光を見たとか言っていたような・・・ おお、そうか。 2人もあの光を見ていたか。 コオシン、余裕があればこの事件について調べてくれないか? 老いぼれの杞憂であってほしいのだが・・・。 こんな事は初めてだから、正直わしも不安でな・・・。 わっかりましたー ちょっと調べてみますね。 【コオシン】 ノラちゃーん。 お、ちょうどよかった! アイもいるね。 【アイ】 あれ? お父さんどうしたの? 【ノラ】 あっ!コオシンさん!こんにちは。 何かご用ですか~? 実はさ。 この間アイが見たって言ってた光の柱の話を聞きたいんだけど、確かノラちゃんも一緒に見たんだよね? ああ、この間の? お父さんが本気で頭光らせたときみたいなやつだよね。 (コオシンさんが本気で頭を光らせるとあんなふうに光るの・・・!?) ああ!その話ですね! 大人たちは妙な事件だの不吉な兆候だのいろいろと言ってるけど・・・。 アタシはただ単純に「キレイだなぁ」って思ったんです。 別に怖くはありませんでした。 そっか。それなら良かった(?)。 (う~ん。 あんまり手がかりになりそうな情報はないかな。 アイから聞いていた「僕の頭の光に似ていた」って話は気になるけど・・・ 次はシドスネッターに直接行って調べてみようか。) フフッ。実は今それどころじゃないんですよッ。 今うちの旅館に宿泊しているお客さんたちがと~ってもカッコよくて ずっとその方たちの事ばかり考えているんです。 最初ここにいらした時、まるで童話の中の勇者さんが歩いてくるかのようでした! アタシと同年代に見てる方が一人いらっしゃるんですが、 と~ってもカッコよくて、と~ってもカワイイ方なんです。 でも・・・ちょっとおっちょこちょいさんなのかな~? 上官っぽい女性の方に叱られるところをたまたま見かけたんですけど しょげてる顔がなんとも言えないくらいかわいかったです。 え~・・・ あの人カッコよかった・・・? 私的には正直ちょっと・・・ もー! だからアイちゃんの趣味がおかしいんだって! そうだ! ユウちゃんにもあの人見せてみようよ! きっとカッコいいって言って喜ぶよ? えー・・・ それはやめておいたほうがいいんじゃない? ノラちゃんたちが言う「カッコいい人」なんてユウちゃんに見せたら、 『フォォォオオオオオオ!!! もしかしてあの人ホモなんでしょうか!?』 とかその人にも聞こえる大声で言っちゃうよ? 前にもあったでしょ・・・ その人に失礼だよ。 ・・・確かに・・・。 (そんな人達が滞在しているのか・・・ ノラちゃんがこんだけ騒いで、しかもアイの趣味じゃないってことは結構イケメンなんだろうけど、僕は見てないな・・・ 謎の発光現象と見慣れない滞在者・・・ 関係があるかわからないけど、一応調査しておくか・・・) そうなんだ~ ノラちゃん、その人達って今どこにいるかわかる? 今頃、建物の右手にいらっしゃると思いますよ! あっ!ちなみに、さっきの話は内緒ですよ~! 特に・・・マルコムには絶対言わないでくださいねッ! (マルコムにこんな話したらどんな反応することやら・・・) 了~解!! 有難ねー! 【コオシン】 (おっ・・・この彼かな?) もしもしー、おこんですー ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな? 【???】 !!?!? ・・・ ・・・ コ・・っ・・・、コ・・っ・・・、コ・・っ・・・ コオシンさん!!!!!!!!!! コオシンさんじゃないですか!!!!! あっ・・・あのっ・・・!!! はじめまして!コオシンさん!! 生のコオシンさんにお会いできるなんて・・・これって夢じゃないですよね!? ティルコネイルで任務と聞いて、ずっとコオシンさんにお会いできるんじゃないかと期待していたんです!! お会いできて光栄です! いやぁ~、僕ってなんてラッキーなんでしょう! 【コオシン】 !!?!!?!? えーと・・・それが、ですね・・・ぼ、僕・・・ ずっと昔から尊敬していました! 握手してください! 【勝手に手を掴まれてブンブンされているコオシン】 う・・・うん・・・ アリガトウ・・・ ところで君・・・なんで僕のこと知ってるの・・・? なに言ってるんですか!!! ミレシアンの中のミレシアン! エリンの守護者! そんなコオシンさんを知らない人なんていないでしょう! エリンの人なら誰もが知っていますよ! 前からずっとずっと、お会いしたかったんです。 (えぇっ・・・? 僕そんなすごいことしてたっけ・・・? 僕のこと知らない人だってたくさんいるし・・・ やったことも 変態組織と戦ったり、 壮大な変態プレイを阻止したり、 性癖の有り無しについて戦争したりした記憶しかないんだけど・・・ あっ、でもその過程で神様とかと戦ったような気も・・・) 【アルター】 ・・・えっ、あぁっ・・・申し遅れました。すみません。 僕はコオシンさんに憧れて、コオシンさんのようになりたくて 日々精進している「アルター」と申します。 昔からコオシンさんの活躍ぶりを拝見してきました。 僕は心からコオシンさんの事を尊敬しているんです! この間だってあくりょう達の野望を・・・ ん? ちょっと待って。 なんでそのことまで知ってるの? えぇっ・・・?! えーっと・・・。 それが、ですね・・・。 僕、コオシンさんにすごく憧れて、いろいろと調べていたら・・・ あぁっ・・・、違いますよ!僕、ストーカーとかじゃないので! ご安心ください!! 昨日トイレに何分入ってたのかとか、 今朝どんな体勢でトイレに入ってたのかとか、 どんなのが出たのかとか! スリーサイズとか、足の匂いとか、耳の後ろの匂いとかも知りませんし!! 一週間前に捨てた下着とか、村中に落ちてる抜け毛とか拾い集めてたりなんてしませんから!!! (ヤバい・・・コイツ・・・ かなりとんでもない奴だ・・・) あぁっ!ひらめいた!! コオシンさん、僕の仕事をちょっとだけ手伝ってもらえませんか? いつか必ずお礼をしますので! コオシンさんへのお礼のためなら、なんだってしますので!!! コオシンさんが、今受けている依頼にも関係していることなんです。 (僕がダンカンさんから調査の依頼を受けていることも知っているのか・・・ ・・・間違いない。 コイツ・・・アイと同じ生粋のストーカーだ。) わかった・・・ 手伝わせてもらうよ。 ありがとうございます!助かります! そしたらですね、先にリーダー・・・あ、いや、姐さんの許可を得なければなりません。 僕は先にシドスネッターに行って、姐さんに聞いてみます! コオシンさんも準備ができましたら、シドスネッターに来てください! では、お先に失礼します! 【シドスネッターへ駆けていくアルター】 ・・・ 行ったか・・・ (アイツ、なにが目的かわからないが、今回の件と関わっていることは間違いない・・・ とりあえず、尻に気をつけてシドスネッターへ向かわなければ・・・ それと・・・ トイレは今のうちに済ませておいたほうが良さそうだな・・・) 続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/09/25 01:37:23 AM
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