2023/06/19(月)01:17
チェンソーマン 第132話[保護] 感想
伊勢海ハルカの後ろ
「チェンソーマンファンの美少年」
って書いてありますよね。
マツゲも長いし、顔立ちも整ってるし、ハルカくんは美少年だった!!!
というわけで今週も、
少年ジャンプ+連載
チェンソーマン感想始めます。
ナユタ『勝田くん ユウミちゃん デザートをよこしなさい』
勝田くん『はい』
ユウミちゃん『はい』
ナユタ、支配の力を使ってクラスメイトからデザートを奪ってる!!?!?
なんという邪悪な所業!!!!!
やはりこいつ、マキマの生まれ変わりですね!
クラスメイトからデザートを奪うなんてあまりにも危険過ぎる存在!!!
『なんか今日…学校さ人少なくない?』
『東京から引っ越す人多いんだって』
『てかさ引っ越す人より死んだ子の方が多いんじゃない?』
『ミユちゃんも死んだし……』
『行方不明…ね!』
この会話から、小学生の彼らにとっても悪魔によって人が死ぬのが日常であることがわかりますね・・・
この年齢で、たくさん人が死んだことや、クラスメイトが死んだことも普通に受け入れている。
101話で街頭演説者が話していた通りなら、この世界では20人に7人、3分の1の人間が悪魔に殺されているわけで、それを考えるとこの子達の反応も納得ですね。
13年以上前のことなので直接は知らないでしょうけど、銃の悪魔によって100万人以上の人が死んだことも親や先生から聞いて知っているでしょうし、
75話76話で再来した銃の悪魔によって数百人が亡くなったことならこの子達も直接ニュースなどで見ているでしょう。
突然現れた武装した一段に包囲されるナユタ。
そりゃそうだ!
人の給食デザート取るやつなんて、逮捕・拘束されて当然です!
病院で目が覚めるアサ。
彼女がその直前まで見ていた夢は、写っている路地と鶏の死骸からして、110話でもアサが見ていた彼女がいつも見る夢ですね。
彼女の夢に出てくるこの鶏の死骸、私は彼女の罪悪感の象徴だと思っているのですが、
このタイミングでこの夢が描写されたってことは、アサは落下の悪魔が起こしたこの被害に強い罪悪感を抱いているのでしょう・・・
婆さん『アンタん歳くらいの孫がなぁ…… 瓦礫にな潰されちゃった…』
お婆さんの台詞これだけなのが、彼女の喪失感の大きさを感じさせます・・・
瓦礫に潰された孫を発見した時のこのお婆さんの気持ち、どれほどのものなのか私には想像もできません。きっとアサも同じでしょう。
次に見る彼女の夢には、きっとまた鶏の死骸が増えている。
ニュース『現在確認できる段階で死者行方不明者は2000人を超えており』
ニュース『日本だけではありません! 落下の悪魔の出現の影響で世界各国で重力に異常が生じ落盤や土砂災害が相次いでいます!』
落下の悪魔の能力の影響が凄まじい・・・
落下の悪魔が根源的恐怖の悪魔でない可能性も考えましたが、やはりこの影響範囲は根源的恐怖の悪魔の力か・・・
日本だけで2000人の死者行方不明者、更には世界中に影響が出ているのであれば、銃の悪魔初出現の時ほどではなくとも とんでもない被害規模です。
伊勢海ハルカ『この終末へ向かう世界では政治家やデビルハンターが頼りになりますか!? 落下の悪魔も銃の悪魔だって倒したのはそう!チェンソーマンです!』
銃の悪魔はともかく、落下の悪魔もチェンソーマンが倒したことになっているんですね。
まぁ状況から考えて誰だってそう思うでしょうし、
恐らく黒幕であるキガも世間にはそう思わせておきたいのでしょう。
伊勢海ハルカ『僕はっ! 僕たちを無償で助けてくれるチェンソーマンに協力したいっ! その思いを持った者たちで団体を創設しました! その名は… 世界平和チェンソーマン協会です!』
世界平和チェンソーマン協会。
前にハルカは115話でチェンソーマン協会高校生支部部長と名乗っていましたけど、そのとき言っていたチェンソーマン協会と同じ組織みたいですね。
伊勢海ハルカ『来たるノストラダムスの大予言を回避する為にも! 一緒に先頭で戦いましょう!』
司会者『ノストラダムスなんて信じちゃって…… まだ学生でしょ~? 世界終わる前に大学受験に落ちたら…え? 貴方の人生のほうが先に終わっちゃうんじゃない!?』
なんという馬鹿にされっぷり・・・
でも自分が作中の人間の立場だったら同じように馬鹿にしちゃうかもしれません。
自分達は読者目線で、公安デビルハンターがノストラダムスの予言を危険視していることを知っていますけど、作中の人間からすれば都市伝説レベルの与太話でしかないでしょうし。
伊勢海ハルカ『キガ! ホントに俺があんな低俗なバライティ番組に出る必要があったのか!? 僕の言う事全部っ! 司会者の笑いの種にされただけだっだぞ!?』
キガ『大丈夫 今回の目的は見下されることにあったから』
今回は見下されることが目的?
いったん見下されて、後からまた何かしらの大事件を起こして世論を逆転させる計画でしょうか?
今回のテレビでの扱いだと、応援団体というより胡散臭い宗教団体的な扱いをされそうですし、人は集まらなさそうですよね。
ただ作中世界でノストラダムスの予言は真実のようですし、真実である以上 現実世界でかつて地動説が馬鹿にされ 天動説こそ常識とされていたように、いずれその扱いが逆転する可能性も高いでしょう。
この手は誰だよ!!?
こいつが偽チェンソーマン?
でも偽チェンソーマンの身体はもっと若そうに見えましたし、この手はちょっと歳を取った手に見えるので別の悪魔かな。
この手、部屋には誰もいなかったのにどこから出てきたのかと思いましたが、
ハルカの制服のボタンの位置が肩に手を置かれていくコマだと逆になっていますし、この手は恐らく鏡の中にいる悪魔なんでしょうね。
シンプルに鏡の悪魔だと考えていいんでしょうか?
鏡に恐怖を感じたことのある人は多いでしょうし、鏡の悪魔だとしたら結構強そうです。
鏡の中悪魔『伊勢海君の仕事は顔になる事だ キガは脳に徹し 二人でチェンソーマン協会という体を動かす』
チェンソーマン協会の脳がキガということは、やはりこの協会もキガの目的とする予言回避のために必要なんでしょうね。
そしてこの鏡の中の悪魔は、チェンソーマン協会の黒幕ってところでしょうか?
う~ん、早く正体が知りたい!
しかしチェンソーマン協会はいったいどういう目的のための組織なんでしょう?
チェンソーマンに信仰心を集めることで、チェンソーマンを弱体化させることが目的?
でもそれだけならそんな協会作ったりハルカが笑いものにならなくても、大きな悪魔の被害をチェンソーマンが解決させていくだけで事足りそうな気がします。
吉田ヒロフミ『いやしかしよかったよデンジ君 キミを無事に保護できて』
デンジ『学校で居眠りして起きたら縛られてるのが保護?』
デンジ居眠りしてる間に連れてこられたのかよ!wwwww
授業中の居眠りはやっぱりよくありませんね!うん!
なんらかの組織に連れ去られる可能性があります!
デンジ『……ナユタは? 犬達はどうしてんだ?』
デンジ『ナユタ達にオレと同じ目にあわせてみろ…! ぶっ殺すぞ!!』
デンジがナユタだけでなく、ちゃんと犬達のことも心配しているのがいいですね。
デンジがナユタを大事に思っているのは何度も台詞や表情で描かれていますが、ここで「犬達は」「ナユタ達」と言っていることから、あの犬達のことも本当に大切な家族と思っていることが伝わってきます。
デンジの言う「ナユタ達」「犬達」には恐らくニャーコも入ってると思いますが、ヒロフミが「ナユタちゃんにも犬にも何も危害は加えない」と返していることから察するに ニャーコは保護してないのかな?
まぁ猫なので普段から自由に家の内外を出入りして、近所の人達にも餌を貰ったりしているのかもしれません。
吉田ヒロフミ『キミと同じさ 今は僕達で……保護 している』
「キミと同じ」ということは、拘束・監禁されている可能性も高そうですね。
しかし犬達はともかくナユタを拘束しておけるのか?
前世のマキマ相手じゃまず無理だったでしょうけど、今のナユタ相手なら総理や色んな悪魔との契約もしていないでしょうしできるのかな?
ナユタの場合は下手に拘束するより、アイスやお菓子で懐柔しておくほうが安全かもしれませんが。
しかしこの状況を岸辺は知っているんでしょうかね?
彼は実質 デンジやナユタの後見人に当たると思うのですが、彼が関わった上でこんな保護が行われているのかどうかは気になるところです。
デンジのこの表情いいですね。
子供を必死に守ろうとする親の顔しています。
それに対してヒロフミのこの悪役顔よ・・・
第二部始まったときは、まさかデンジとヒロフミがここまで敵対する関係になると思いませんでした。
(ヒロフミ的には 飽くまで「保護」なので敵のつもりは無いんでしょうけど。)
デンジ『俺達を家に帰せ!! 今すぐ!! お礼にテメーのケツ穴ん中一週間舐めてやっからよオ!!』
エッッッッッッッッッッロ!!!!!
どこからそんな台詞出てきたの!!?
デンジがヒロフミのケツ穴を舐める同人誌とかも誰か出してくれるかもしれませんね!
あるなら見てみた・・・いや、ケツ穴は趣味じゃないのでやっぱいいです・・・
落下の悪魔の大きな被害も、伊勢海ハルカが笑いものになることもキガの計画通りなら、
デンジやナユタが拘束されたこともキガの計画通りなのでしょうか?
キガが本当に大予言を止めたい側なのかどうかまだ疑わしいですが、どちらにしてもまだかなりの計画を立てていそうですね。
待て次回!!
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第2部表紙は今のところ全部女子・・・!