今年の住民税年額は昨年の1回の支払い分より少し多いくらい
今年の住民税の支払通知がきていることでしょう。私も受け取りました。会社を退職して2回目の通知書の受け取りです。住民税の年額は昨年の1回の支払い分より少し多いくらい、株式の譲渡益にかかる住民税を除くとほぼ1回の支払い分と同じ。昨年はいかに所得がなかったいうことでしょうか。今の調子だと今年の所得は昨年よりもっと少なくなりそう。ところで住民税の税額控除額というのがあります。調整控除額とは、配偶者控除、扶養控除、基礎控除について、所得税と住民税の間に控除額の差が生じているため、その差による影響をなくす目的で平成19年から始まった制度です。調整控除は、課税される金額が200万円以下か、200万円を超えるかで計算方法が変わります。【課税される金額が200円万以下の人】1.所得税との人的控除額の差の合計2.課税される金額調整控除額=1と2のいずれか小さい方×5%【課税される金額が200万円を超える人】1.所得税との人的控除額の差の合計2.課税される金額-200万円調整控除額=(1 - 2)×5% ※2,500円未満になる場合は2,500円 です。1.所得税との人的控除額の差の合計とは「配偶者控除 50,000円」「特定扶養控除 180,000円」「一般扶養控除 50,000円」「基礎控除 50,000円」 など所得税と住民税の控除で差がある内容を指しています。複雑ですよね、素人からすれば統一すればよいのにと思いますが、そもそも税率が違いますからどうでしょうか。要説住民税 平成29年度版[本/雑誌] / 市町村税務研究会/編シニアライフランキング