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テーマ:今日の出来事(292089)
カテゴリ:ADHDや病気ごと
ご無沙汰です。 大変にご無沙汰です。
前に書いたように、過去の記録からこのシーズンが忙しい時期だったことを思い出したのですが、ただ思い出しただけでたいした対応も考えてなかったせいで、忙しいままに任せていただけでした。ヒマな時期にやるべき計画も建てないままで繁忙期に突入したので結局のところその日暮しとなんら変わらない毎日です。 そんな中、大好きな「スパイダーマン」シリーズ最終作を、10日ぶりの休みになった今日観に行きました(ネタバレがありうるので内容は割愛)。 映画ってだいたい『ここぞ!』というところで音楽が盛り上がったりして、みんなが泣いたり感動したりするポイントが決まっているものですが、私の場合は人間関係が作り出す感動シーンでロクに泣いた事がありません。特に誰かが離れ離れになるところや恋愛ごとが絡むあたりではそれが顕著です。 高校までの多感な頃に差別や偏見でいじめられてきたせいか、恋愛ごとなどは「どこか違う星の宇宙人たちのコミュニケーション」にしか映らないのです。 それとは裏腹に、映画の中では直接スジに関係ないところでホロリと来てしまうシーンというのもあります。今まではそれが何であったのかよく分かりませんでしたが、今回の「スパイダーマン3」でやっと分かりました。 だれかが優しくしてくれるシーンです。このシリーズではスジに関係するところで優しい叔父さんと叔母さんが出てくるのですが、そこから外れた『大家さんの娘』のささやかな優しさがとてもいい。多分テレビ放映ではカットになるような小さなところなので、映画館内で私を見るものがいたら「コイツなんでここで泣くのだ?」と思われるかもしれません。 実際それまでも「オレ、ここでなんで泣くんだろう?」と思いながら見ている映画がとても多かったのです。 つね日ごろ自分の考えのスタンスなどを整理したこともなく、過去を覚えず未来を予測しないその日暮しのような生き方ばかりしてきているので、この「考えの整理」をするためには常人と違う方向の努力や気付きなどが必要なようです。 そういう要領の悪い生き方もいつまでも出来る歳ではないのですがねぇ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月11日 22時06分20秒
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