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今日は終戦記念日。人にとって捉え方は色々ですが、私は「日本人に限らず、全ての戦争被害者に」黙祷をささげたいと思っております(というより正午にそう願ってすでに黙祷したわけだけど)。
TVやマスコミの露出だけが世の中の全てではありませんが、この夏はやけに原爆や戦争を扱った番組や報道が少なかったような気がします。NHKもBSばかり充実してなんだか半端でした。 ~それでも水木しげるの『総員玉砕せよ』というドラマはなかなか見ごたえのあるものでしたが。 最近は戦争の記録・記憶に対する風化が加速している中、マンガ『夕凪の街・桜の国』が突然現れて、さらに映画化されたことは「まだあの戦禍を伝えたいと思う人たちがいるのだな」と大変に頼もしく思いました。 が、現在この映画で困ったことが。 上映館が少ないのです。私の市内でゼロ、となり町でも1~2館あるかないかだし、上映回数も1日2回ほどで6時以降の回ばかり。この時間ではよほどその映画に惚れ込んだ人意外は観に来てもくれません。 映画館も経営というものがあるのだからヒット作をたくさん上映したいというのは分かりますが、『観て良かった』と思える映画をもっと紹介してこそ、映画文化が充実してゆくことになるのではないでしょうか? 私もハリウッドものからカルト映画まで色々観ていますが、どうせ観るなら心に残る映画をたくさん観たいのに、映画館ではいわゆる「全米No1!」とか「大ヒット上映中!」なものばかりです。作り手の良心が見えるような映画が「あまり客が来ないだろうから」敬遠されるという貧しい現実をとても残念に思います。もっと小さな作品を見るチャンスを! そういえば子どものころは営利の映画館以外でも、市民会館などでヒット作ではない良心的な映画を上映することがあったのに、この市に戻ってきたらいつの間にかなくなっていたなぁ。 2週間に一度やってくる移動図書館も廃止になっちゃったし、どうもバカばかり醸造されてるみたいで不安です。 もっと勉強する機会を増やさねば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月15日 20時47分15秒
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