垣根なき世界

相変わらず心療内科へ通院していろんな薬をもらう日々です。
この生活も２年目を過ぎ、ただ薬を飲んで仕事をしのいでいるだけではいられないので
会社と話し合った上で、取得できる資格を得るべく色々と動いている最中です（内容は取得できてからね）。

その一方、眠る時間や仕事中の眠気などで眠気のバランスが最近混乱気味なので、その辺もお医者に相談をしてみたところ、早速眠気止めの薬（安息香酸ナトリウムカフェイン）が処方されました。
それまで飲んでいるものも目を覚ます作用があるのに、それさえも足りずにカフェインそのものを飲んで日中起きていなければならないという状況に軽い絶望感を感じて帰宅しました。
自転車での帰り道、河原の風景たちがいつになくくすんで見えました。風景は気分の如何で美しくも恐ろしくも見えるわけですが
『クスリで修正しないと社会に適応しないくらいに、自分の生活パターンは狂っているのか』
と感じた時、美しく見えていた風景が生彩を失ったように見えてきたのです。見えてきたものがこうまでくすんで見えたのはちょっと初めてかもしれません。
これから先、草木も芽吹いて鮮やかな色彩の季節がやってくるというのに、今年はどんな風景が見れるというのでしょうか。こんな心境で物事を楽しく見れるのかがちょっと心配です。

そうそう、今回の薬は粉だったために、薬局に行ってオブラートを買ってきました。
はじめから袋状の形になっているものです。昨今はこんなアイテムが売っているので、出先でも粉薬を飲むのに困らなくなりました。パッケージのボール紙を折ってスタンドにするというアイデアもよく考えてあります。