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カテゴリ:大震災に思う事
日本国中がいろいろな事を考えながらこの二週間をすごしてきたと思います。
大震災だけではなく原発の問題が重く不気味に継続中なので、単純に復興ムードになれないのが大半の方々の気持ちではないでしょうか。 ついでに ・前向きに動き出そうとしているのは被災地の方々、 ・事の重大さを表に出さず自分の都合に固執しているのは政治家と東京×力 なのではないでしょうか(ともかく政治家は「今さえよければイイ」という種族なのが今回の災害でよく理解できた)。 そんな世の風景を見た私なりの思いは~? ウルトラQ 第11話 バルンガ 「ウルトラQ」という特撮TV番組に『バルンガ』というお話がありました。 宇宙から帰ってきたロケットにくっついていた謎の物体は、地球のあらゆるエネルギーを吸収して無限に膨れ上がる恐るべきバルンガだったのだ! という内容で、その能力で東京の生活はマヒしてしまうわけですが、そのマヒして静かになってしまった東京の風景はまさに今の「節電された風景」と重なるのです。原因は違うにせよ40年も前の特撮番組でこんな風景が予言されていた事に改めて驚いてます。 私は通常は自転車通勤のため電車等の交通網での混乱にさほど遭っていませんが、駅へ行ってみれば照明や券売機が間引きされていたり、エスカレーターが止まっていたりといろいろやりくりされている状態に突き当たります。 そのやりくり振りをよく見れば 「なんだ、ちょっと我慢しても何とか世の中は動いているんじゃないか」 「やっぱり電気って余ってたんじゃないか。清志郎は正しかったんだ」 と思わずにはいられません。 計画停電開始から数日後に、なんとか電気を確保できたからいきなり通常に戻そうとしてまた混乱が起きましたが、 すでに原発が爆発している状況で元の電気にまみれた生活が不可能になった事が分かっていない、みっともない対応に見えました。 もうそろそろ鉄道などは通常ダイヤに戻る気配ですが、被災者の方々の苦難に比べれば「このまま元に戻らなくてもいい」とさえ思えてきます。 コンビニは明るすぎ 自販機はふんだんにありすぎ 切符売りも改札もレジの会計も 場合よってはトイレのあとの手洗いや便器のフタの開閉まで みんな電気がないとダメ なんていう都市生活の方が、被災者や原発を置いてる地方の方々に失礼ではないかと思うのです。 どこを節約すべきかをもっともっと考えるきっかけになるなら この震災から得る事はたくさん出てくるのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月26日 17時53分57秒
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