|
テーマ:パンのある愉しい食卓(1026)
カテゴリ:ブレックファスト
京都祇園の「ボロニヤ」は、現在のパン・ブームの火付け役の一つになった。 手作りパンの店というものが全国の駅前商店街にだいたい一軒は並ぶようになったのがバブル最盛期の1980年代だったか。 そこに炊飯器を応用した「自家製パン焼き器」が登場し、一気にブームが巻き起こった。 多くのパン屋が苦境に立ったが、その中で独自の製品を売り続けて、生きのこるばかりでなく、のびつづけたパン屋さんの一つが、このボロニヤなのである。 今、ホームページを見てみると、ついに新潟に工場をつくったらしい。 http://www.kitakata.co.jp/boroniya/boro1.htm さすがに雪国には、出来立てのパンを送っても、変質してしまうからな。 ボロニヤは支店をいっさいつくらない方針で有名だった。 そこで関東では、熱狂的なボロニヤのファンの主婦たちが駅前でボロニヤを売りさばく風景が見られた。 今でもJR新橋の地下駅では、ボロニヤの立ち売りをするおばさんがいる。 曹操閣下の自宅の近くの「駅中」にも、しばらくボロニヤ売りの人々が立ち売りしていたが、現在はコンビニのような経営になり、駅中の一角に店を出した。 それでもボロニヤは店の中心に置かれている。 たまたま店をのぞいたら、「半額」というシールのついたシナモン・ボロニヤを見つけた。 630円の半額。 曹操閣下は喜んで買ったのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.08 18:16:14
[ブレックファスト] カテゴリの最新記事
|
|