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曹操閣下の食卓

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曹操閣下の食卓

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2008.01.16
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カテゴリ:ランチ
京王線に暮らしている曹操閣下は新春恒例の「全国駅弁大会」を毎年、楽しみにしているのである。


ben_13.jpg


さて牛肉弁当としては売り上げNo.1の「牛肉どまん中」を食べてみた。

感想としては、甘味がきつい。

すき焼き味ということだと、まあそれでもいいが。

私としては、最近は持ち帰りの牛めしを御飯と牛皿に別に分離させている松屋のほうが美味いと思う。

つまり、わざわざ高い駅弁を食べるより、駅前の松屋のほうが段然安価で美味いという結論だ。

それは駅弁屋は小企業で、資本も研究も改良の努力もいらないから、必然的に時代に取り残されがちなのである。

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この問題を典型的に感じたのが鹿児島の黒豚弁当。

一言でいうと、これは「マズイ」という部類である。

第一に、美味しさの理由がない。

地元の田舎味噌に、焼酎をきかせて焼いているのはわかる。

でも、それはあくまで田舎の味だ。

西京焼きとは全然ちがうし、焼き方も不足している。

ところが黒豚の食感も失われ、肉は硬くなっている。

簡単にいうと、素人がヘタな調理で火加減のミスでナマヤケ焼き肉を硬くさせてしまうということだ。

kago.jpg


地方は情報が少ない。ちゃんと修業した料理人もいない。

こうした弁当の味を決めているのは、まあ地元のお母さんたちなのだろう。

それが適当に味を出しているならいいが、これは失敗だ。

鹿児島の黒豚は、東京のまともな料理人に調理させたほうがよろしい。






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Last updated  2008.01.20 23:58:34


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