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テーマ:たわごと(26629)
カテゴリ:ニュース
■奈良の放火殺人 「息子の罪一緒に背負う」 家裁、少年の精神鑑定を採用
例の、母親と妹が焼死した放火事件のニュース。ちょっと本文が長いので、引用は差し控えます。 私も、息子と面会したという父親の「手記」を読みました。 はっきり言いますけど、自分が事件の原因の責任の大部分を担っていると自覚している父親が、それが原因で罪を犯した子供に語りかける言葉ではないです。 なんなんだろうな、どうも父親の言葉からは「他人行儀」というか、「真摯さ」というものが欠片も感じられません。口先だけで「責任」「責任」って言ってる感じ。本当に自分が悪いと思っているのか? あと、前にも一回書いたことがあるんだけど、なんでこの父親は、逮捕なり書類送検なりされないの? 裁判所での陳述でも、子供を殴ったり、髪を引っ張って押し倒して殴るなどの、明らかに躾の範囲を越えた暴力、しかも、子供の人生を自分の思うとおりに操りたいがためだけの暴力を奮ったことを認めている。 これって立派な「虐待」だろう。 手記では「息子の罪一緒に背負う」と父親は言ってますが、正直言って、この父親が一緒に背負うのであれば、それは贖罪の意味を成さないよ。 もちろん、放火殺人を起こした長男の罪は消えない。それはそれで重い枷として償わせる必要がある。 だが、それとは別に、この父親には、別の意味で刑事罰を与えるべきだ、と、私は思う。 放火殺人は長男の罪だ。だが、それを起こさせるまでに追い込んだのは、明らかに父親の罪だ。これらは別個の件として、厳重に裁かれるべきだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.02 21:25:41
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