亀山金太商会

ё利根川進博士にLOHAS


　先日、BSの安藤忠雄さん(建築家)の番組を見ていたら、免疫の研究でノーベル賞をとったあの利根川進博士がゲストで出ていました。
　安藤忠雄さんは、あれほどこてこての関西弁でしゃべるとは意外でしたが、利根川博士も、酒場によく出没してそうな結構気のいいおっちゃんだったですね。

　その番組での利根川博士のインタビューで印象に残ったのは、次のくだり…


「西洋人の価値観は、自然を征服しコントロール下におこうとするもの、一方、日本人は昔から自然と一体となった文化を育んできた。西洋の自然を征服していくという価値観は現在行き詰まってしまっている。21世紀は、日本人の価値観が研究においてもますます重要になってくるだろう」

　私たち人類は、今の科学技術の発展と同時に、環境破壊や肉体破壊など計り知れない代償を払ってきたことも事実。このまま状態が続けば自らの首を締めることにもなりかねません。
　科学技術により解明された事実は事実として受け止め、宇宙と生命との関わり方、人間と生物のありかたについてもう一度原点に戻って我々自身が考え、答えを導いていかなくてはならないのではないかと改めて思いましたよ。


私の脳科学講義

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