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2008.02.23
カテゴリ：LOHAS
Ёナショナル･キッドにLOHAS
 ナショナルキッドは、当時、新東宝で助監督や脚本を書いていた大貫正義（現・大貫雅吉志）が、東映のプロデューサーをしていた学友の依頼を受けて作上げたスーパーヒーローで、東映初の本格的SFヒーローとなる。 このナショナルキッドは、1957年～1959年に新東宝で製作された映画・スーパージャイアンツのTV版とも云える作品で、これに月光仮面のようにマスクで顔を隠し正体をふせ、レイガン（光線銃）を持たせたという優れもの。 大貫は、陸・海・空の三部作の構想をもち、キッドのキャラクター、敵方のスタイルなどを絵にし、原作（貴瀬川実）・脚本（谷井敬）・主題歌（作詞：大貫正義）と一人三役でスタートした。 この結果、主題歌の作詞が素晴らしく、1番：第１部インカ族の来襲、2 番：第２部海底魔王ネルコン、3番：第３部地底魔城を連想させる、宇宙・海・地底を表現している。 タイトルはスーパーキッドとなる予定であったが、TV放映スポンサー・松下電器より新製品ハイパー乾電池にちなみハイパーキッドにして欲しいと要望があり、話はこじれたものの、最終的にナショナルキッドに落ち着いた。 東映は、この原作を気入り、監督を赤坂長義（スーパージャイアンツ８部９部の監督）に、美術を成田亨に依頼し、ブルーバック使用の本格的特撮（キッドの飛行シーンで威力を発揮）を駆使し、七色仮面と同様に破格の製作費をかけて製作。 第1部は特に素晴らしい出来となり、大人気を呼び、第３部のストーリーを２部に分けて計４部製作される。４部のストーリーは宮川一郎（スーパージャイアンツの脚本家）が担当。マンガは、一峰大二の作画により、月刊誌・ぼくら（1960年7月～1961年12月）に連載され人気を博し、TV放映が終了しても続き、昆虫戦士の巻、ターザン博士の巻もあった。  雲か 嵐か 稲妻か 平和を愛する人のため 両手を高く 差し伸べて 宇宙にはばたく 快男児 おお その名はキッド えい ナショナルキッド ぼくらのキッド キッド ナショナルキッド ёナショナル･キッド コレクション     ⇒ナショナル･キッドからStarnationNX21へ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008.02.24 00:35:48
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