上池台、いぶき野経由、南栗橋ゆき

2008/03/15(土)22:41

青函トンネル開業&青函連絡船最終運航-20年前のきょう、3月13日。

旅の記録(478)

20年前のきょう3月13日、長年の工期をかけて完成した「青函トンネル」が開業し、同時に、本州と北海道を結ぶ航路「青函連絡船」の運航が幕を閉じた。 通常、新規開業路線の前日に、古い線が廃止となるのだが、3月13日に限り、開業路線と、廃止路線(青函連絡船)が同時並行運行されるという、特殊な運行形態を取ったので、開業1番列車に乗り、かつ、連絡船にも乗船するといった行程で、開業ムードとお名残乗船をしてきた。 当時使ったきっぷなどで、振り返ってみたい。 首都圏では「青函トンネル開業」に伴いデビューした、豪華寝台列車「北斗星」のティッシュが配られていた。 廃止前日の12日、上り4便の船指定席グリーン券。 青森駅で配布された、3月13日開業の「海峡線」1番列車となる「海峡1号」乗車希望客に配布された案内。 青函トンネル開業日の3月13日、快速「海峡号」にて配布された、「ゾーン539」通行証。 海峡1号で函館到着後、青森へと青函連絡船で向かった。6便の乗船名簿。 廃止日の青函連絡船6便の寝台券。 廃止日とあって、船内ではいろんなイベント・サービスが催された。青函連絡船6便の船長サインカード。 廃止前日の上り4便で、函館から青森へ。青森駅で「海峡1号」乗車列に並び、トンネル通過1番列車に青森から乗車して函館まで戻った「乗車券」。この日だけ、「トンネル&連絡船」といったルート乗車船が実現できた。その時に使用した「函館から(連絡船~津軽線~海峡線~江差線~函館本線)函館行き」のきっぷ。 乗車券袋に、乗船していた「青函連絡船マリンガール」各位のサインをいただいた。 最終日前日と、最終日に利用した、船内食堂のレシート。 函館郵便局が駅頭にて売っていた「青函トンネル開業」記念切手。連絡船やトンネルの解説台紙つき&風景記念印が押された。 廃止3日前から青森~函館間を乗り歩いた際に、各船内で入手したきっぷ類。もちろん船内にはマルスなどないので、すべて硬券のきっぷによる発券。1番上が、自由席グリーン船室券。2番目が、自転車持込券。3番目が、バイク・スクーター持込券。実際に自転車やバイクを持ち込んだ訳ではないが「廃札になるのが惜しい」と思い、買っておいたもの。 青森で最終出航を見送り、しばし休んだ後、青函トンネルを最初に通過する夜行列車「急行はまなす」に乗車した。かろうじて入手した指定席券。 首都圏から青函トンネルを通過して、道内へ向かうには、やはりそれなりに時間がかかってしまうが、将来的には北海道新幹線が札幌まで延伸し、東北新幹線が330km運転の実現がなされれば、東京~札幌間が3時間台で結ばれることも現実的となってくるので、その時に再度、青函トンネルが脚光を浴びる日がやってくるかもしれない。 当初アップ日時:2008年3月13日 23時59分22秒

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