2007/09/27(木)00:50
三国志マンガをまとめてみる
三国志に触れてみる。(しかし、三国志にはたいして詳しくない)
自分が三国志に出会ったのは昔々。。。子供の頃のお話。
TVゲームが流行し始めてシュミレーションゲームなるものが登場し始めた頃、光栄というゲーム会社から発売された「三国志」というゲーム。これ!これですよ!
同年代の人で同じって人は多いと思う。
これと並んで三国志が一般的になった一つの理由に挙げても良いと思われるのが。
【三国志/横山光輝】
横山光輝さんは「鉄人28号」や「バビル2世」で一躍有名となりましたが、その後歴史マンガ作品に着手。詳細はわかりませんが、もしかしたら「三国志」が最初に手掛けた歴史マンガかな?
その後も、次々と中国&日本の歴史マンガを描き続け、現在に至る。
説明不要のようなもんですが、派手な演出もなく淡々と物語を描いてますが、歴史そのものが面白いんだから十分面白い。
自分は、人から全60巻を借りて朝まで読み通した記憶があります。
あとはNHKで人形劇「三国志」も放送してたなぁ~あれも面白かった。
と、ここら辺で三国志が日本に定着しまくっちゃったんでないかな?
その後も三国志マンガがたくさん描かれてます。
以下、思いつく三国志マンガご紹介。どれもヒットしてるんじゃないかな?
【天地を喰らう/本宮ひろ志】
これ見落としがちじゃない?
当時、絵とストーリーが子供の自分にはハードで読めなかった。
大人になって読み返してみると、歴史にないオリジナルストーリーと魅力的なキャラクターが描かれていて面白い。物語は途中で終わりますが、これぞ本宮ひろ志という三国志!
ちなみにアクションゲーム化もされました。
【蒼天航路/王欣太xイハギン】 全36巻 完結
天地を喰らうからこのマンガの登場までにかなりの期間が空いてますが、この間はず~っと三国志といえば光栄のゲーム「三国志」か横山光輝「三国志」の時代が続いてたな。
以前、過去の名作で取り上げましたが、このマンガの斬新なとこは主人公を曹操にしたこと。
日本では、当たり前のように劉備が主役だったんですよね。三国志には「演義」と「正史」とがあり、この作品は史実に近いと言われる「正史」を元に描かれてます。
【SWEET三国志/片山まさゆき】 全5巻 完結
以前もご紹介しましたが、三国志ギャグマンガです。面白いです。笑えます。
気弱な劉備を強引に中国統一へと押し上げる、関羽と張飛。兄と呼びつつもまともに兄扱いはしない。何故か関西弁の呉の国の人々。曹操はクールに首を刎ねまくります。
文庫版、全3巻もあります。
【龍狼伝/山原義人】 全37巻
37巻で一旦区切り、【龍狼伝 中原繚乱編】として1巻より続きを連載中。
修学旅行中、現代から西暦207年の荊州にタイムスリップした志狼は、その才と未来を知る知識をかわれ、劉備軍の軍師を任される。長坂坡、赤壁、許都、匈奴、数々の戦場で“竜の子”として成長した志狼……。時は流れ西暦210年、南荊州の牧・劉?の病没を機に呉の荊州侵攻作戦が始まった。
竜の降り立った地--「中原」を舞台に再び“竜の子”の伝説が!!
【覇-LORD-/池上遼一x武論尊】 1~9巻まで
これは現在連載中。大御所x大御所の三国志。
自分は【サンクチュアリ】で卒業したので読んでませんが。。。
最初ちらっと読んだところによると、劉備に代わって倭国(日本)から海を渡って来た人間が関羽・張飛と兄弟の契りを結び中国統一を目指すというまったく新しき『三国志』。
空前絶後!!驚愕の歴史大河ロマン!!大反響爆発のエンターテインメント。
ここからはかなりオタク寄り?新世代三国志。とか言って読んでない私(汗
【鋼鉄三国志/Kyo 鋼鉄三国志プロジェクト】 1巻まで
アニメスタートのメディアミックスタイトルかな。アニメの紹介によると。。。
時は1800年余り前。別時空に存在する古代中国を舞台に、己の信ずるもののために戦い、乱世を生き抜いた武将たちの物語が描かれる。『三国志』をモチーフにしたファンタジック・ストーリー。
光の矢が飛んだり鉄の化け物と化した劉備が孫権を襲ったり(ちらっとアニメを見た)とファンタジー色が濃厚。諸葛孔明が悪役敵に描かれていたようです。
【ブレイド三国志/壱河柳之助x真壁太陽】 1~3巻まで
全く内容わかりません、すみません(大汗
でも3巻まで続いてるし、表紙を見た感じ悪くない。
今後伸びそうな予感。
【一騎当千/塩崎雄二】 1~13巻まで
三国志の登場人物を女性に置き換えて学園物として描いてる。
輪廻転生というやつか?アニメもやってた気がしますというかそれで内容を少し知った。
自分はアダルトマンガかと、つい最近まで思っておりました。。。(大汗
そして最後に!隠れ三国志!
【太陽の黙示録/かわぐちかいじ】 1~15巻まで
日本を襲った未曾有の大地震は、国土を真っ二つに割り、誰も予想だにしなかった“未来”をもたらした…!! かわぐちかいじが描く、衝撃のノンストップ・クライシス!!
と、日本沈没を思わせるような、いつのも「かわぐちかいじ」的社会派マンガだなと思って購入し、数巻まで読み進んだとき!こっ!これわぁぁぁ!!
登場人物一覧をご覧あれ
【柳舷一郎】 【羽田遼太郎】 【張】 【宗方操】 【孫市権作】 【董藤卓也】
【勝呂奉一】 【周真瑜】 【雲井竜児】 【公文讃】
ということです。文字を分解してみれば一目瞭然。キャラクターの位置づけ、行動もかなり三国志に合わせて描かれています。いやぁ気付いたのが4巻とか行ってからだったから驚いた。
気付くの遅すぎだって?(苦笑
まぁ、三国志マンガは面白いよってのと、この隠れ三国志のことを言いたかったという。。。