時間を守る→約束チャイムが鳴り終わったときには、授業が始まります。このチャイムを、休み時間の終わりと考えている子どもは意外と多いです。ご くまれに、先生がくるまでは休み時間くらいに思っている子どももいます。 この授業の開始時間に微妙に遅れるようになったら要注意です。 他のいろいろなことも、きっとルーズになっていると思います。 昨日7人の男の子が、時間に遅れました。 4時に教室の席についておくと確認したのにです。1分くらい遅れていました。 遅れた人に立ってもらって、どうして遅れたのか聞きました。 「ゆっくり戻ってきていた」 「足を洗っていた」 「トイレに行っていた」 『そうですか。これは「自分」と「みんな」どっちを大切にするかという問題 だと思います。このままでいいんですか?』 「よくない」 『じゃあ、みんなこれからどうするの?』 「時間を守る」 『守るって言ったのに守っていないんでしょ?そんな人の言うこと信用する人 がいると思う?』 「いないと思います」 『じゃあどうするの』 「態度で示す」 ここまでは、決まり文句のように言います。今回は、守れなかったときにどう するか一人ひとり聞きました。 『わかりました。じゃあ、守れなかったときどうするか言って下さい』 しばらく考えた後、 「運動場を10周走る」 「腕立て伏せを20回する」 など、守れなかったときどうするのかを発表しました。くだらないことを言う と、みんなからクレームがついてました。 今日の朝。 8時25分のチャイムが鳴りました。どうかな?と思って運動場を見ると、昨 日の7人が、みんな運動場をダッシュして戻ってきています。もちろん8時 30分には、きちんとあいさつができました。 『昨日の話を聞いて、すぐに行動を変えられる素直さがいいですね。とてもう れしいです』 朝から、うれしい気持ちで1日が始まりました。 このダッシュが、何日続くか楽しみです。 ジャンル別一覧
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