ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2022/02/14(月)08:31

家族でも

暮らし(176)

​​​​ おはようございます、 紙太材木店の田原です。 昨日は午前はZOOMとリアルの打合せ。 午後は六か月点検で​城屋敷の家​ 50坪を越える家で、気積は30坪の家の1.8倍。 エアコンで暖房してますから、 エアコンには目いっぱい働いてもらわなければなりません。 暖房用に2.2kwのエアコンを2台設置してるのですが 現地で家の中に入る前に室外機を確認すると、 1台しか動いていない・・・ 玄関に入ると 私の感覚では 寒くもなく暖かくもない。 挨拶もそこそこに 「エアコン、1台しか動いていませんが?」 ご主人 「全然これで大丈夫、これ以上では暑いので」 奥様 「私も寒くはないんですが、もっと暖かさを実感したいと思っても 子供達も主人もこれが丁度いいと言うので…」 「3対1なので、ひそかに温度設定を2度ほど上げるのですが、 知らぬ間に元に戻ってるんです」 家族でも暖かさに対する要望は様々。 設定温度は22度ですから、 この辺りの温度で攻防があるようです ご主人は温湿度計を自作して、 データをスマホに飛ばしているほどの理系。 在宅勤務で引っ越し後はほぼ毎日家にいるとの事。 データを見せて頂くと 昼間の日射取得が大きく貢献してます。 つまり、お日様のおかげで かなり大きな家でも少ない暖房エネルギーで済んでいると言えます。 紙太材木店の場合 通常、30坪を切る家でも 暖房用のエアコンは2台設置が基本。 Ua値やQ値から計算上1台でも2台です。 この家も​​Q値1.0 Ua値0.28 C値0.3 の性能ですが​ ​エアコンは冷房用を含めると3台設置してます。 空調をきちんと学べば、 住宅を1台のエアコンで暖房するというのは違和感を覚えます。 見えない空気と熱を自然に動かしてあげる 出来るだけ無理なく動かしてあげることが大切で、 手を加えるほど、あれこれ細工をするほど、 メンテナンスが付いて回ります。 さて、今回ご夫婦が絶賛していたのはお掃除浴槽。 設計段階では ご主人が取付派で、あとの関係者は奥様も含めて懐疑的。 あとからもう一度洗ったりしてなどと 言っていたのですが、大満足のご様子。 ただ、理系のご主人はまだ半年だからね、と慎重でした。 時の審判を経ていない設備機器。 過去にも幾多の住宅設備が登場しましたが、 残っているのはごくわずか。 このお掃除浴槽も3年,5年という長期の時間に耐えられるか? メンテナンスが容易か?など、判断するのはまだ先になります。 さて、どうなるでしょう。 お子さんが小さいときは お風呂で親子のコミニケーションをとる家が多い日本。 住宅の性能が上がると シャワー派の人が多くなりますが、 お風呂でコミニケーションは性能が良くなっても続きそうです。​​​​

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