2024/08/07(水)08:46
マイナス13度の冷気
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は27.4度で84%(6時30分)
エアコン無しでは寝てられません。
一昔前なら
お盆過ぎたら涼しくなると言われましたが、
今では期待半分と言ったところでしょうか。
子供の頃お分過ぎてラジオ体操に行く時、
ランニングシャツだけでは
肌寒かったのを覚えています。
以前、
寝る時はドアを開けたまま
エアコンにしましょうとお伝えしました。
全ての家が対象という訳ではありませんが、
おそらくこのブログを
読まれている方の家は
そうした方がいい家と推測されます。
エアコンから何度の冷気が出ているか?
エアコン上部から吸い込まれた
部屋の中の空気は
エアコン内部で冷やされて
除湿されて出てくるわけですが
何度くらいでしょう?
実は凡そどの機種も同じで
吸い込んだ温度が25度なら
その温度からマイナス13度前後
になって出てきます。
30度の部屋なら
マイナス13度で
17度くらいの温度の空気
部屋の温度が徐々に下がれば
それにつれて
エアコンから出てくる冷気の温度も下がります。
でも、エアコンには
温度設定があるじゃないか?
そう思われている方もおられますが
設定温度の空気が出てくるわけではありません。
設定温度を下げたら
その温度の空気が出てくるのではなく
設定温度を感知するまで
冷たい空気が出てきます。
最近の機種ではなく
紙太材木店の事務所のエアコンは
サンヨー電気の2002年もの
室温26.5度で
11.2度の空気を出してくれます。
(15度も低い空気を出してくれる)
ある意味最近の機種より
省エネでは無いのですが
下げることのできる温度が
今の機種よりあります。
エアコンの役割の一つは
室内の空気の温度を下げることですが、
もう一つ除湿と言う
大事な役割があります。
昔の機種の方が
温度を下げることができるというのは、
それだけ除湿する量が多いということです。
エアコンで消費される電気は
室外機のコンプレッサーを回すことと
空気を吹き出すことに使われます。
コンプレッサーを回すことの方が
送風するより何倍も多くの電気を消費します。
コンプレッサーを働かせれば
働かせるほど
冷たい空気は作れますが、
消費電力は多くなりますから
COPは悪くなります。
つまり、省エネ基準からは外れる機種。
出来の悪いヤツと言うことになります。
省エネ基準からは落ちこぼれて
出来が悪いんですが、
除湿はしっかりしてくれる
いいヤツ
2002年製ですから
もう22年も働いてくれてますから
いつどうなるか分かりません。
大事に使っていくつもりです。
省エネ優先となると
消費電力を抑えることになりますから、
コンプレッサーをいかにサボらせるか
それを送風でカバーすることになります。
除湿量は昔の機種に比べると
減ることになります。
現在ではそんな機種しかありませんから
徐々に暑く、長くなっていく夏を
いかに過ごし易い住まいにするかは
設計者の腕次第ということになります。
1種の全熱換気で
エアコンがあれば大丈夫かどうかは
計算してみなければ分かりません。
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