現場を見ずに、上（上司の顔色）ばかり見ている組織には成長はありません。
特に変化の激しい業界の場合は、致命的です。上は、その上を気にし、
その上は、さらにその上を気にしていることを現場は敏感に察します。
いつしか、現場はそんな組織で何を言ってもだめだとあきらめてしまいます。
特に市場ニーズに敏感な現場は、その傾向が強いです。これは、組織にとって、最悪の事態です。
市場ニーズは、真実です。その真実は、生もののようです。迅速な対応が必要です。
上を気にしている間に、腐って食べれなくなります。
新しい市場、新しい業界には、階層構造は、不要です。以前の成功体験が新しいものを
受け入れにくくする場合があるからです。
上は現場が最大のモチベーションをあげるにはどうするかを真剣に考えるべきです。
その答えは、決して、上をみることではありません。
現場に目をむけ、真実を正しく認識し、それを認識できていない人と戦うことが
上の使命です。