実は、職場の空気が今うまく行っていません。
かなろんはスーパーの惣菜調理テナントで働いています。
従業員は全てパートさん。
工場には社長とかがいますが、実質パートだけでこなしています。
そのパートのリーダーに任命されたおばさまが
今ピンチなのです。孤立し始めています。
理由はわかってるんですが…
リーダーさんの話も、そのほかの人の言い分も
かなろんはどちらにも理解を示します。
そうですよね、と聞きます。
八方美人というよりは、双方の話をよく聞くためです。
だからそこはこういう事情があるんじゃないかと、
反論もするし、正直に思ったことを言います。
意見が偏ってしまうのが今最も怖いことなのです。
しかし、リーダーさんの味方はいないも同然…
そもそも敵味方になってはいけないのですが
ちょっとお互い感情的になりがちで
益々意思・意見の疎通が妨げられています。
かなろんにカリスマ性があればいいんですけど、ないので
今はハラハラと見守っている状態。
「かなさんはあの人に気に入られているから~」
などと多数派の人に言われたときには
ヤバイと思いましたよ。レッテルを貼られるとすごくやりづらい。
なので、かなろんも納得の行かないことはあること、
それがみんなの主張するような不満と繋がっていることを話しました。
ただし、感情的にならずに見守っている、という立場を
慎重に話しておきました。
リーダーさんはキャパシティを超える仕事に追われて
アップアップなのです。本当は投げ出したいのです。
でもそんなことは本人のプライドが許さないのです。
長年リーダーさんと一緒に仕事をしてきたおばさまは
そういう彼女の性格をわかっていながら
「どうして私に都合の悪いことをするんだ」と言います…
なんていうか、一度不信感を抱いてしまったら
なかなか止められません。
要はリーダーさんの負担を軽くすればいいんですけど
どうも周囲はそこまではやりたくない、という感じ。
結局上も下も、面倒なことはリーダーに丸投げなので
リーダーさんはそもそもそれが不満なわけだから
まったく平行線なのです。
プライドの高さから人をうまく頼れないリーダーさん。
自分の生活を維持した上でできることがあれば、という他の人。
この意識の格差は相当なものです。
かなろんがどっぷり仕事に入って「やりましょう」と言えば
解決するかもしれませんね…
しかしかなろんも、子供と旦那をあやしつつ、なので
それを犠牲にしてまでは働けません。
できの悪い母親であるかなろんが母親でいるための
大切なルールなのです。
だれもが、フルタイムでは働けない事情を抱えて
パートタイムに出ています。
だから誰もそこに手を出したくない。
責任を持ちたくない。
世の男性諸君のように「仕事で」帰宅時間が遅くなったり
休日出勤したり、朝晩子供と話ができなかったり
「自分は何か買って食べるよ」などと
自分の事だけの心配をしたりはできません。
自分のスケジュールは家族に合わせて立てられているのです。
なんだかんだ言っても、かなろんは今年中に退職するので
あとはみなさんで頑張ってください、と言うしかないです。
でもなにか、まとまるきっかけを作れたらな~と思っています。
ほんのちょっとのボタンの掛け違い。
そんな感じ。