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kanavista@ Re[1]:お引っ越しのお知らせ(05/18) こずえさん >私はここを使わなくなって…
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kanavista@ Re:お引っ越しのお知らせ(05/18) わはは、家の引っ越しだと思った?(笑) …

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2004.02.07
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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:遠い目
この日記をリンクしてくださっている方には、留学生の若い方もいらっしゃるようで、とてもうれしいです。皆さんがんばってくださいね。若いって、ほんとうにすてきなことです。自分が若い時に言われても、どういう意味かわからなかったけど。
ということで、今日は自分の初々しかった(ウソ)留学時代をちょっと振り返ってみます。

最初の留学は、短期語学留学。行き先はドイツでした。1 回目は 2 ヶ月、2 回目は 3 ヶ月間ずつ、行ってきました。今でこそ短期語学留学ってとても多いけれど、当時(17 年前)はちょうどそのはしりだったと思います。

なぜドイツだったのか。それは「英語との出会い」(1/18)でも書いたように、英会話の先生の影響もあったのですが、実は『世界まるごとハウマッチ!』という当時の人気番組がきっかけでした。ミュンヘンのホフブロイハウスというビアホールで、ドイツ人の人達が腕を組んでビールを飲み歌っている。その風景を見て、当時 18 才の私、「あ、ここに行って、こういうふうに知らない人と腕を組んでビールを飲みたい」と思ったのです。バカと飲んべえはこのときから治っていません。

思い立ったら吉日。英会話に加えてドイツ語会話を習い始めました。ドイツ語って、世界で一番美しい言語だな、と当時は思っていました(今はイタリア語)。だからけっこう一生懸命勉強して、それからアルバイトもして、学費と旅費をためました。親は留学に大反対だったからです。

そしてそのうちお金もたまり、学校の手続きを済ませ航空券も買い、晴れてドイツに行くことになったその前日。前から気になっていた親知らずの虫歯がひどく痛くなってきたことに急に気がつきました。2 ヶ月がまんできなかったらどうしよう、と思い、結局歯医者さんに電話して、出発当日の早朝に、親知らずを抜いてもらいました。

というわけで、出発時間になっても口内出血が微妙に止まらない 19 才、初のヨーロッパへの旅(初の海外旅行は 18 才のときにシカゴに行っています。この時の話はまた今度)。抜いた歯跡に綿を詰め、痛み止めを飲み、ヨーグルト以外何も食べられない、というむごい状態でした。航空会社は、大韓航空かキャセイパシフィックかエアロフロートか、ちょっと覚えていません。1 回目か 2 回目のドイツ行きのどちらかにエアロフロートを使ったのは覚えているんだけれど。とにかく、社会主義ソ連時代のモスクワ空港は、うす暗く(電気代の節約か?)、銃を携えた軍人さんがニコリともせずに応対するので、かなりこわかったです。

で、ドイツです。フランクフルト空港に着き、電車の駅まで行き(たしか空港構内にあったかな?)、語学学校のある某大学町までの切符を買いました。で、その大学町までどうにかたどり着き、予約してあったホテルにも何とかたどり着き(駅から徒歩だったと思う)、まだ痛む歯の治療あとを気にしながら、でも腹が減ったのでとにかく食べ物を探しに町に出かけました。ドイツ最初の食事は、手軽にファーストフード系にしたと思います。町ではよほど日本人が珍しいらしく、じーろじーろ見られました。

その翌日だったか、学校と寮に行き、他の学生とも何人か知り合いになりました。なぜか女性がとても少なく、アフリカ人やトルコ人や日本人の男性ばかり。で、その寮、気になったのは、たしかシャワーが男女共同だったような??まさかね。トイレとシャワーが一緒だったのかな?とにかく、なんだかやばいなーどうしよう、と思ったのを覚えています。

でも結局、この寮に住んだのは、一日だけだったのです。

なぜかというと、学校の手違いで、私の入るはずだったレベルのクラスの人数が少なすぎるということ。それで、他の 2 人と一緒に、急遽ちがう町に送られることになりました。
行き先は、かなり有名な観光地だけど田舎です。当時は都会っ子だった私、田舎町より、大学町にいたかったし、不安も重なり、ちょっとムッとしていました。

でも!結論から言うと、この町はとっても素敵なところでした。大切な出会いもたくさん。そのうちの 1 人のアメリカ人(現在 73 才)は、偶然近くに住んでいるので、いまだに仲良くしています。そして、私はちょうど 17 年前の 2 月 7 日、20 才の誕生日をこの町で祝いました。アプフェル・シュテュルーデル(パイ生地がやわらかいアップルパイみたいなもの)がおいしかった。一生忘れられないハタチの誕生日です。

と、ここまでながながと書いたところで、怖いもの知らずな行動をするは、ハプニングが続出するはで、親がどんなに心配したことだろう、と我ながらすっかりあきれてしまいました。なぜあんなに反対したのか、今なら気持ちが痛いほどわかります。でも結局折れて行かせてくれたからこそ、今の私があるのだと思います。感謝しても、しきれないですね。お父さん、お母さん。ありがとう。

いい話だな~(涙)。←自画自賛
拍手する男性

ちなみに、ミュンヘンのビアホール、ちゃんと行ってきました。腕は組めなかったけど。





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Last updated  2005.01.26 11:04:25
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