2008/01/07(月)04:58
停電とマルコヴィッチとネッシー
ここ北カリフォルニアは、冬は基本的に雨が多いのです。
毎冬、2~3回は強い雨嵐に見舞われることもあり、
そうなると、必ず停電になるのだ。
というわけで、このたび新年早々、ものすごい雨嵐に襲われた北カリフォルニアのわが町も、おきまりの停電となりました。
ふだんは1~2時間でおさまるんだけどね。
今回は、朝から夜まで、きっかり12時間続きました。
仕事の締切りを抱えているので、冗談じゃない、と電気がある建物までノートPCを抱え、仕事をしに行きました。
一晩明けた今日になっても、まだ復旧していない地域もあるそうです。
最悪の場合、月曜日(アメリカは今日は土曜日)まで復旧しないとか。
毎回思うんだけど、どうしてこんなインフラが弱いのか、この国は。
停電が起きないようにするぐらいの技術はあるだろうに。もしかして、ないとか。
と、こういう話をするとだんなが怒るんですね。
自分の親の悪口を自分が言うならOKだけど、ほかの人に言われるとむかつくのと同じですね。(笑)
停電になると、今の生活がいかに電気に依存しているか、痛感するよね。
それから、キャンプする時にも思うけど、ロウソクの光だけで過ごすと、原始的な感覚が戻るような、なんだか安心するような気分には、なるよね。
でもやっぱり不便なのだ。(怒)
近くのビーチ。
嵐の前。(撮影 私)
嵐の最中。(撮影 某地元の新聞)
というわけで、無事電気が復旧してから、ずうっと見たかったけど見てなかった「マルコヴィッチの穴(Being John Malkovitch)」を見ました。(Netflexで)
いやあ、これ、最高傑作。
今まで見た映画の中で、ベスト3に入るかもしれない。
それから今日の夜は、家族で映画館に行って、「Waterhorse」を見ました。
スコットランドの景色がきれいな、良い映画だったよ。ネッシーもかわいかったです。