金沢競馬　「競馬カナザワ」記者のブログ

出走取消などがある模様です。
明朝７時30分以降に公式サイトでご確認ください。

百万石賞を回顧したいのですが、公私ともに多忙でして、簡単にだけ。
マイネルリボーンは２歳時に転入してきて今年８歳。途中、大井に移籍した時期もありましたが、重賞戦線で長く好走を続けてきた、金沢になくてはならない存在でした。ようやくと言いますか、待望と言いますか、この悲願達成に陣営の喜びもひとしおでしょう。
枠順と展開。これが絶好でしたし、青柳騎手も内で我慢して、最高の騎乗だったと思います。おめでとうございました。私も◎でしたので、非常に嬉しいです（笑）
昨年もメイジンとトウショウフリークがオーバーペースの逃げ争いでしたが、今年も同様の展開。むしろ今年の方が前半のペースは数字的に速いくらいでした。
これを見ながらムーンファーストは勝ったかと思う抜け出しでしたが…。メイジンをなかなか交わせなかった向正面でずっと砂の深い所を走りましたし、２開催休んで何とか間に合った的な臨戦過程のようでしたから、それらが重なったような負けでしょう。力は示してくれました。
３着トニーポケットもマイネルリボーンの直後で内を走っていました。いいコース取りで長距離巧者ぶりを発揮してくれました。
配当的には少し波乱ですけど、実力馬３頭の決着ですから、何ら驚くこともない。いいレースだったと思います。


天気と馬場
火曜まで晴れが続くようですので、引き続き「良」でしょう。
さて、砂の補充後で「良」だった日曜の競馬ですが（時々散水も行われつつ）
脚質別連対数（全22連対）
逃げ…５（３勝）
２番手…４（２勝）
好位…６（４勝）
中団差し…５（２勝）
後方追込…２
最内が有利には映りました。実際に道中は最内を走っていた馬の連対が大半です。
ただ、結果的には逃げの連対が減って、結構差しも届いています。
この辺りは砂を補充して力の要る馬場になった分、もしくは上手く整備ができた分、ということだと思います。
時計も先週よりは少し掛かった印象。

火曜も同じような馬場と思われます。一時ほど「逃げ」ばかりではない気もしますが、「最内」を強く意識した方がいいでしょう。


出馬投票からの騎手変更
１Ｒ　キタノカイダンジ　池田→塚本（重複投票で第２希望）
２Ｒ　カイジンファルコン　青柳→吉原（重複投票）
３Ｒ　カンジャンテ　服部→吉田（重複投票）
４Ｒ　シュンアリキ　沖→池田（重複投票で第２希望）
５Ｒ　キラメキオー　平瀬→吉田（重複投票）
８Ｒ　ランドロワ　中島→葛山（重複投票）
11Ｒ　ハートリッチ　青柳→米倉（重複投票）
12Ｒ　レイズアチアー　青柳→藤田（重複投票）

この日の金沢は全12Ｒ
１Ｒ発走は11時20分発走
メイン11Ｒは17時10分発走
最終12Ｒは17時45分発走

19日(火)のレース全般の気配
堅そう…
上位人気で決着…
２～３着はともかく◎は堅い…
人気馬で決着しそうだが伏兵注意…２Ｒ・９Ｒ
上位拮抗・上位混戦…３Ｒ・11Ｒ
波乱含み…５Ｒ・10Ｒ・12Ｒ
超難解…１Ｒ・４Ｒ・６Ｒ・７Ｒ・８Ｒ

開催が進んできての今くらいの時期はメンバーが拮抗してＣ１～Ｂ２辺りが混戦になりやすいのですが、この日はそのクラスばかりで大変予想が難しいです。おそらく各人の予想もバラバラだと思います。どの馬でも狙えるレースが大半ということを強調しておきます。
個人的には馬場や展開を決め打ちして印を打ちました。少しでも狂うと散々な結果が待っていそうで怖いですが。
 
さて推奨コーナー
17日（日）９Ｒ◎テンエイハヤブサは２着（２番人気）
メンバーと今年の出脚を見れば、ハナを切って勝てるのではということで推奨したわけですが、
外の馬を制してハナを切れました。そしてペース的にも踏ん張れそうな感じでした。３コーナーで引き離したにかかった時は「よし！」と思ったのですが、直線の踏ん張りが…。実力的には勝った同厩舎の馬の方が上ですから仕方ない面もありますが、もう少し力を付ける必要があるようです。まだ伸びしろはあるはずですので、今後の成長に期待です。推奨したこと自体に悔いはありません。頭固定の買い目だったので無念のハズレ…。
この日は７Ｒ
どこをやっても厳しい日だとは思いますが、最も「これ！」と思ったのがここ。
隣の馬の出方が非常に気になりますが、今季の出脚比較ならこちらの方が上です。
純粋な地力もメンバー中トップクラス。この距離・この相手で逃げてくれれば好レースは間違いないはずです。