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テーマ:熱帯魚&水草の話(1151)
カテゴリ:60cm水草水槽NO.2
今、全ての水槽がカリウム不足に陥っている。pHが簡単に6.0程度まで下がってしまうということは硝酸や燐酸が溜まっている証拠。最近は窒素・燐酸が主成分のアクアフローラばかり入れて、即効性カリウムであるテトラ・クリプト(酸化カリウムという説がある)などの施肥を怠っていた為だ。有機カリウムであるイニシャルスティックだけではカバーしきれないようだ。 藻類が発生しないから窒素燐酸など溜まっていないだろうと思っていたけど、どうやら藻類の発生具合だけでは測り知れないようだ。 早速テトラ・クリプトを適量埋め込んでみると(1週間ほど前)水草の調子が上がること。ほほぅ・・・ということで、封印していた液体カリウム(炭酸カリウム10%)を水換え後に適量施すと、これまた水草がググっとくる。更に翌日同じことをすると、また水草がググっと。 カリウム投与で水草の活性が上がるということは、窒素燐酸は豊富にあるが、カリウムが欠乏していたということ。 とりあえずしばらくは液体カリウムを使用して、バランスが取れたところでクリプトに切り替えよう。基本的に液体肥料を使わないという安っぽいポリシーでやっているから。 ただしカリウムの過剰投与は窒素燐酸の欠乏(症状)を助長するので注意が必要(同じように窒素燐酸過剰はカリウム欠乏(症状)を促す。シーソーで、片方が極端に重いと、勢いよく地面に落ちるのと同じ理論。 窒素が0でカリウムも0なら、欠乏症状も軽いが、窒素が0でカリウムが10あると、勢いよく窒素が消費されるので、激しく欠乏症状がでる。 ↑さらっと書いたけど、コレめちゃ重要。自分も含めて、これやっちゃってる人多い。セット初期に窒素燐酸が全くないのに、カリウムが重要だからといって、そればかり施してると・・水草終わる。勢いよく窒素燐酸不足に陥って、水草が縮れてしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月04日 00時27分31秒
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