|
カテゴリ:鉄道
JR東日本は、仙石線全線復旧に伴い、2015年5月30日ダイヤ改正で、「仙石東北ライン」の運行を開始する。
仙台駅から塩釜まで、東北本線を走り、塩釜から高城町の間で仙石線に入り、石巻まで運行する。 高城町から陸前小野までは、東日本大震災のため不通区間となっていたが、陸前大塚-陸前小野間の線路を高台に移転、今般復旧が完了したものである。 http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2015/02/201505daiyakaisei.pdf (H27.2.26 JR東日本プレスリリース) 今般の新ルート経由で仙台-石巻間に直通快速が運転される。震災前の仙石線経由の快速に比べ、10分程度時間短縮される。車両は、HB-E210系デイーゼルハイブリッド車が投入される。 また、仙石線のダイヤも、快速が廃止になり、仙台-高城町間各駅停車になる。 高城町までの各駅では利便性が向上するが、反面、従来の快速停車駅である本塩釜や松島海岸では仙台からの所要時間が長くなってしまう。 観光地・松島へのアクセスが悪くなる懸念がある。 仙石線・松島海岸へは所要時間が延びるうえ、今般の仙石東北ライン運行開始により、東北本線・仙台-松島間の列車減便が計画されている。 松島の観光名所からは、松島海岸駅が最も近いが、仙石線は停車駅が多く、仙台までは時間がかかる。 東北本線・松島駅は若干離れているが、東北本線経由のため、所要時間は短い。 ところが、高城町となると、松島からはかなりの距離を歩くことになる。 仙石線は本数変わらずで、快速廃止により所要時間増、東北本線・松島駅は本数減と、全くいいことのない話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[鉄道] カテゴリの最新記事
|