そう子のブログ

昔、父に言われた事があるんです。

「ステビアは米国では禁止されてる甘味料なんだよ」

幼かった私は、アイスに入ってるステビアは危険な物質なんだ～
でも日本では規制されてなくて、怖いな～
と思ってました。
後で考えると、それは幼い時から当たり前のように感じていた
米国はいつも正しい。
という変な先入観から、そのように思い込んでしまったのですが……

それは、大人になってからもしばらくは変わる事は無く
スーパーのいちごで「ステビア農法」
とシールが貼ってあるものは避けてました。
どうして、ステビア農法！ってわざわざ消費者に教えてるんだろう？
危険ないちごだよと言っているようなもんじゃないか？
と、不思議に思っていたんです。

無知とは恐ろしいです。

調べてみて解ったのですが、ステビアはまったく体に害はないのです。
簡単に言えば健康に良い葉っぱです。
むしろ体に吸収されにくく、甘いもの好きな人のダイエットには最適とか。

ステビア農法とは、どんなものなのか
スーパーにお願いしてチラシなどを貼ってもらった方が良いと思います。
多くの国民が知らないのではないでしょうか。
それとも私だけ無知なのでしょう……か。
それならその方が良いのですが。

確かにステビアは米国で２００７年まで禁止されていました。

米国で禁止されていたのは、安全だからです。

安全だから禁止だなんておかしな話ですよね。
科学物質で害のある甘味料が入った食品が売れなくなると、企業が困るから。

国民の安全より、企業の利益が大切なのです。
最近どこかで聞いたような話です。

企業も大勢の社員や、社員の家族を守りたいと思っているのかもしれません……
しかしながら、そのような企業は生き残れないと思います。

国民も馬鹿ではありません。

嘘はいつかはバレるものです。

一時の利益を求めては駄目です。
10年後、20年後、50年後。100年後……
もっと先をみなくては駄目です。
それとも、今さえ良ければいいですか？

生き残るのは、消費者からの真の信頼を得られた企業だけだと思います。
そして、日本のためだけではなく、世界のためを考える企業。
理想が高いでしょうか？
でも、そう思うのです。

信頼とは、お金で買えません。
失うと、取り返すのに時間がかかりすぎます。
そんなリスクを負うよりは、嘘はつかないほうが良いのです。

信頼すらお金で買えると錯覚している企業は、
今回の東電のような末路をたどるでしょう。

ユニクロが無農薬野菜を売っていた時がありましたよね？
あれは、50年後、60年後先行く企業展開だったと思います。
さすがユニクロ。しかし少し早かった！
と思います。

あ。話がそれましたが……
風評被害という言葉をよく耳にします。
この「ステビア」も過去に風評被害にあった物の１つです。
この場合、本当に１００％安全なのに、害があるのでは？科学調味料なのでは？
などと、噂があったようです。

放射性物質はどうでしょう？
本当に１００％安全なのに、害があるのでは？と噂がたっているのでしょうか？

１００％安全でないのに安全だと言って売る。
それは原発を建てた東電と同じですよね。

福島県の農家の人がかわいそうとか、「風評被害」で買わないなんて
人間として恥ずかしいとか。

それは違うと思います。
そんな事言う人達はテレビの影響をうけすぎです。
テレビのニュースはまるで、福島産や東北産を買わない国民が悪い！
と、言っているようです。
それは、あんまりです……

農家の人達が、信頼を取り戻せる日はいつになるでしょう。
本当に安全な野菜を届けられるようになるまでには、どのくらいの時間が必要でしょうか。

このような悲惨な事態。

それでも利益のために嘘をつく価値があるとお思いなら、

もう企業に未来はありません。

大きく言うなら

地球の未来はありません。

もう誰も笑う事のない世界の誕生です。

少し大げさですね。

でも、そう思います。