マジックランタンサイクル

東京国際映画祭も終了。今回は本当に疲れた。疲れる程観ていないのに。
理由は当日券なんてもちろん買えず、招待券＆関係者パスを持っていても、結局朝に行かないと引き換えできないので、せっかく行っても門前払いくったせい。
トミー.リー監督作品、親切なクムジャさん、大停電の夜に、靴に恋する人魚など、全滅である。
渋谷ならともかく、六本木くんだりまで行ってコレをやられると非常に腹がたつ。腹立ちついでにブーツとか洋服とかひやかしまくったが、時間つぶしする程面白いところも、2回3回となるとそんなにないのだ。
加えて、私は大江戸線六本木駅が大嫌いなので、行きは渋谷からバスに乗るのだけど、帰りは夜なのでどーしても大江戸線に乗らざるをえない。
金曜日なんてひどい混雑＆酒くさい人達で、本気で具合悪くなのるのである。ついでに風邪菌まで頂いて、今夫婦で風邪なのである。



ところで私の今年の目玉はパン.ホーチョンの「AV」であった。
4人の大学生が日本からお気に入りのAV嬢天宮まなみを呼び寄せ、映画の撮影と偽って一夜をともに過ごそうとする。

去年観た「大丈夫」が最高にコテコテで面白かったので期待していたが、それほど笑えなかった。普通かな。なにしろ、私はAV事情に明るくないので小ネタに気付かなかったのもあるのかも。そしてコテコテコメディは好きだが、自分の中のある線を超えると、逆にしらけるというか。
とどめはラスト。すごいしらけた。文字でこういうの出すの、大変ダサイと思う。

ティーチインでは監督と天宮嬢が登場。
天宮嬢のファンと天宮嬢がある意味すごかったわ。